会社都合と同等の権限を持つ特定受給資格者に該当するケースを書く!

意外と知られていない会社都合のメリットと該当するケースをご紹介

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どうも!会社都合でやめて国民健康保険が大幅免除になったAtusiです!
 
 
会社を辞めるのに、
 
 
・自分から申告して辞める自己都合
 
会社から言われて退職する会社都合
 
 
の2種類があるのはご存じの方は結構多いはず
 
 
そして、この会社都合ですが、自己都合に比べ恩恵がかなり大きいので、もし退職するのであれば是非とも会社都合を勝ち取ってもらいたいなと思います
 
しかもこの会社都合ってのは意外な条件で成立しちゃうので、自己都合では無く会社都合の可能性もあります

私も社畜時代の後半から知った事が多かったのですが、自己都合に見せかけて会社都合だったというケースも少なくありません 
 

 
もし悪質な会社を辞めるのであれば、少しでも自分に利益を出しつつ、今後の会社の運営に足かせになるように会社都合で辞めるのが吉
 
今回の記事はそんな会社都合に関係するお話です
 
 



会社都合になるケース

厳密に言うと「特定受給資格者」という名称になり、辞めた後の様々な手続きで労働者側に有利に働きます

実は会社都合になる場合が結構あるのに、「自分から辞めたから自己都合」って思い込んでるケースもあります
 
そして以下に該当する場合はハローワークに相談してみることをおすすめします
  

会社から解雇を通達された場合

おそらく一番有名で、一番イメージされやすいのはこれ
 
これに関しては説明不要でしょうね
  
 
これで会社都合にならない会社も珍しいですが、たまーに自己都合で辞めたことにする会社もあるので要注意
 
私も自己都合にされたケースがありますが、その時は断固として自己都合で退職届を書くことを拒否するべきでしょう 

自分の意志に反するように圧力を掛けられた場合

自分が退職するつもりが無いのに圧力を掛けられてる場合なんかも会社都合になるケース
 
 
例えば「後は・・・わかるね?」とか誘導尋問みたいにして、退職する意志を無理やり引き出すようなやり方とかも該当します
 
ただこれは証拠が無ければ言った言わないの水掛け論になってしまうので、録音などで実際の会話の内容を保存して証拠を突きつける必要があります
 
 
こういう時は自分から言わずに向こうが折れるのを待つのが良いんですけどね 
 

後述の異業種への異動や、人間関係悪化による嫌がらせ、不当に給料を下げた場合なんかも合わせ技で会社都合が勝ち取れる可能性が大幅に上がります

  

労働条件の相違があった時


転職先で求人内容が嘘!?そんな時に貴方が取るべき行動とは? 

最近こんな事を書きました
 
 
契約不履行というケースで、労働契約そのものを破棄できるというモノ
 
この場合は労働者が有無を言わずに即座に解雇や退職という形では無く、労働契約を破棄出来るんです 

  
当然、会社に有責があるので、会社都合で引き継ぎなんかもお構いなしです
 
人を騙すような会社の利益になることは何一つする必要はありません
 
 
更に、類似として、給料が今まで貰えてた分の85%以下になった場合
 
業務縮小とかで業務内容の変更や給料の低下、勤務地の変更なんかも当初の契約と違うので会社都合になりますね
 

 

サービス残業や月残業45時間超え等、違法な時間外労働があった場合

離職前の3ヶ月間にサービス残業や、36協定による45時間以内に残業は抑える。といった法律を無視した長時間労働に当てられてた場合、自己都合から会社都合に変わる可能性が出てきます
 
そもそも労働基準法違反で強い言い方をすると向こうは犯罪者ですし、サビ残や36協定超えた45時間以上の残業というのはそもそも契約に入るわけが無いのです
 
 
実際は労働基準法違反で揉めていますが、契約不履行による内容として戦ったほうが説得力も増しやすいので、私も実際にはそういうことで会社都合を勝ち取りました 

 
 

法律違反な仕事をしてた場合

会社が何やってるか知らなくて、本人にそれを知る権利ない場合は法令違反になるので、これも会社都合です
 
というか当然ですよね・・・犯罪行為に知らないうちに加担されてるのは大問題過ぎます
 
 
というかこういう会社は一秒でも長くいるべきではありませんけどね・・・
 
 

健康に害が出るような業務内容

命や身体に重大な影響が出そうな場合、行政から指導が入ってるのに改善されてない場合は一発
 
私の場合だと板金加工の時に、保護マスクなどを着用させなかった。とか一撃でアウトでしたでしょうね
 
 
安全配慮義務を怠ることは労災にもつながるような重大な事例なのでこれも会社都合です
 
ただ直接指摘しても間違いなくそういういい加減な事をしている会社は適当に誤魔化すような場合が多いので、客観的に判断できる証拠を集めてハロワで判断してもらうのが一番です
  
  
 

異業種等、労働を困難にする異動

例えば製造の仕事をしてたのに、いきなり営業に飛ばすとか
 
どう考えても畑違いですし、継続出来るかと言われたら難しい話
 
 
これは最初に募集を受けた内容と違うという契約不履行に近い感じですね
 
契約と中身が違うので当然これも会社都合になるんです 
 
 
他にも追い出し部屋みたいな所に配属になった場合なんかは次の項目で書く事の辞めるように圧力を加えてる可能性の合わせ技になる可能性が出てきますね
 
 

人間関係の悪化

これは一番意外だったのですが、上司や同僚からの「いじめ、冷遇、嫌がらせ、セクハラ、パワハラ」等と行った行動でも、会社に追いつめられての退職という風に判断されるとの事
 
特に上司だったら、上記の圧力との合わせ技ですね!
 
 
ただ、これを証明しようとすると会社はこのような事実があったことを隠蔽してきて事実を認めません・・・
 
事前に何かあったという事実を録音なり物的証拠があればかなり有力な手がかりになるのでそういう証拠を用意するべきでしょう 
 

契約満了

派遣なんかで契約をしていて、契約期間が終わった後に向こうから再更新をしないとなると会社都合とみなされるケース
 
向こうが再契約をしようとしてるのに、契約をこちらが打ち切った場合はそういう事にならないので要注意
 
 
あくまで向こうから契約をこれ以上更新しませんというケースのみですね
 

倒産

これは仕方ないっちゃ仕方がないですね・・・

会社が無くなって離職票作ってくれなくても会社都合扱いになります
 
その場合はハローワーク等の公共機関で発行してもらえます
 
 
ただこれで会社都合にならない場合はまずないでしょうけど・・・ねw
 
あくまで会社がなくなった場合は公共機関に行くという事を少し覚えていただければ! 

 

 

会社都合で退職したメリットは?

失業保険が早く&長く受けれる

自己都合の場合は1年以上継続して勤務して、3ヶ月の待機期間の後に3ヶ月のみ支給
 
会社都合になると半年継続で、待機期間が7日のみ、支給期間も半年で3ヶ月、一年だと6ヶ月も貰えます
 
私の場合だと5ヶ月で会社都合で退職しましたが、待機期間7日で2ヶ月支給が受けれましたからね
 
 
職安とかで紹介されている書き方では6ヶ月以上でももらえるとあるので、6ヶ月未満だともらえ無さそうなイメージがありますが、期間が短くなりますが貰えますので諦めるのはまだ早い! 
 
 
自己都合だと勤務が11ヶ月以下だと諦めないといけませんが、会社都合であるなら労働期間が短くても貰える可能性あり!

 
 
 

無職中の国民健康保険の支払いが2年間も7割カット!

会社都合でやめて特定受給資格者になった場合、国民健康保険の納める費用が70%もカットされるという特典付き
 
しかも期間も2年とかなり長い期間の間、安くなりますね

 
2年だとざっくりとした計算で約8万ちょっと浮くという計算に!
 
 浮かせられるお金はどんどん浮かせた方が得なので、これもかなりのメリットになるでしょう
 

次の就職がさほど難しくない

これは私の体験から

よく会社都合で辞めると次が決まりにくいという脅しを掛けてくる会社が多々ありますが、最近はブラック企業という言葉も浸透しつつあるので、前職がブラックな理由で会社都合になった場合は深く突っ込まれずに、転職をしてもマイナスイメージを持たれることはさほど無いでしょう
 

もし、これで嫌な顔をして来たとしても、そこもブラックな事をしてる可能性があるので、ブラックに落としてもらえるって思うと逆に強みにすらなりますね
 
私の時は条件が合わないので内定を蹴った場合が多かったですが、数々の場所で内定をもらってました

 

終わりに

企業は会社都合で退職されると、会社の信頼や、補助金の一時停止など都合が悪くなるため、出来るだけ労働者側に自己都合を促して自分の利益を守ろうとしてきます

しかし本来であれば会社都合な案件で、不利益を被るのは向こうで無いといけないので出来るだけ会社都合で辞めたほうが得です
 
上記の会社都合になるケースはやめようと考えてる多くの労働者に当てはまる事例なんじゃ無いかと思ってますので、是非とも辞めようと考えてる人には本来自分が受け取るべきはずの正当な権利を得て辞めてもらいたいですね
 

  
会社都合で辞めることが出来れば、雇用保険もすぐに貰えて期間も長いのでゆっくりと休養が取れます
 
ゆとりがあればそれだけ切羽づまることも無いので次の行動も成功しやすいでしょう
 



 
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