「四月は君の嘘」を読んだけど嫌いだと思った件(ネタバレあり感想

最近は映画で実写化しちゃってますね

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どうも!過去にこの漫画を読んだAtusiです!

映画では無く、漫画版の感想ですが、大体の話は一緒らしいので漫画でも良いかなって

周囲を見ると大絶賛な雰囲気ですが、漫画を最後まで読んだんですがどうしても好きになれませんでしたね

ただ話が嫌いなだけで、読みやすさや表現なんかはとても良かったのでするする読めるという利点はありました

賛否両論ありそうな流れだったけど、たまたま私が否の方なだけで作品としての出来はいいモノだと思ってます

マンセーしてる中でこの逆意見を言うのは感動してる人には申し訳ないけど、そう思っちゃったんだから仕方がない
 
一応見出しでネタバレ警告は行ってるので、一度見たorネタバレは気にしない人のみ下に進んで貰えると幸いです

 



四月は君の嘘ってどんな話?

 
完全無欠、正確無比、ヒューマンメトロノームと称された転載ピアニスト・有馬公生は、母親の死を境にピアノが引けなくなってしまう。 
 
高校2年生となった4月のある日、構成は幼馴染みの 澤部椿 と 渡亮太 に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり と出会う。
 
勝気で、自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない正確 そんなかをりの自由で豊かで楽しげな円相に惹かれていく公正。 
 
かをりの強引な誘いをきっかけに公正はピアノと母の思い出に再び向き合い始める。 
 
ようやく動き出した公正の時間。
 
だが、かをりの身体は重い病に侵されていて・・・
 

公式より引用
 
 
ちょっとこれ以上は何を言ってもネタバレになってしまうので残念ながら続きが気になるのであれば劇場か漫画かアニメを見て欲しい
 
ここから先はネタバレを書くので、うっかりスクロールで見ないようにちょっと空白を多くとっておきます
 
 

 
 

 
 

 
 
 
 

  
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

四月は君の嘘の嫌いな所(ここから下はネタバレ注意

嫌いだと思った点は「登場人物に救いがなさすぎる」という一点
 
せっかく公正が母親の死から立ち直ったとこだったのに、宮園かをりがあらすじにもあるように重い病気があり、結局治らず死亡します
 
最後の方で手術とかもするので助かってハッピーエンドかなって思ったんですが、全然そんなことは無く・・・
 
トラウマ立ち直った瞬間に好きになった人が死んだら普通は立ち直れないですね
 
 
宮園かをりは必死に生きようとしてるのにしてんのになんなのこの仕打?って
 
 

こんな事言ってしまうと、感動場面を全否定しちゃうことになるとは思いますが、人の死で感動を釣るってのがどうしても肌に合わないんです
 
 

四月は君の嘘のいいと思った所

逆に言えば結末以外はどれもハイレベルだと思いましたね
 
音の消える表現とか、読みやすさ、伏線の張り方なんかは滅茶苦茶凄い
 
11巻で綺麗にまとまってるので、長すぎず短すぎず。と程よい読み応え
 
読んでるとするする読めてしまうので読んでる間は時間が過ぎるのが早いです
 
絵も少年漫画だけど、少女漫画のような繊細さがあるので綺麗な作品でした
 

終わりに

私が物語の結末が嫌いなだけで、この漫画そのものはいい作品ではあります
 
つまらないということは決してなく、おそらく一般にはかなり受けるはず
 
感動して泣けるって理由も見ていて分かるんですが、その感動が肌に合わなかったってだけです
 
私個人は嫌いだとは思いましたが、読んで損をしたとは一切思わない。というなんか矛盾した感想を述べてますが、実際感心する場面は多いんです
 
 
これがハッピーエンドで終わっているなら大絶賛したんでしょうけど、そうならなかったのが勿体無いなって思いました
 
 

 

 

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