
これが登場してから空売りするリスクが減りました
どうも!株式投資売買で資金を得てるAtusiです!
現在の株式相場を見ていると、トランプ相場で完全に市場がお熱になって、今から買うのはちょっと・・・という人が大半だと思います
株というのは高い時と低い時が波のように交互に来るので、相場が加熱したと思ったら何かしらのアクシデントでナイアガラの滝という事になります
株のことは需要ありそうという声を聞いて、個別銘柄のこと書いてもなー・・・と思ったんですけど、これはなくなることもなさそうだし、書いてても損しないかと思いましてw
いつもツイッターで
日経平均19000円こりゃ近いうち超えるなー
ダブルインバース2000円と1950円で分けてほぼ全力投資の準備はおk— Atusi@ソラノカケラ (@Atusi_sora) 2016年12月9日
しっかし想定外なのが日経平均2万円ないとは自分で思ってたけど、今の勢いなら十分有り得る話
ダブイン2000で全力買いするのを幾つか分割して段階を引き下げよう— Atusi@ソラノカケラ (@Atusi_sora) 2016年12月10日
こんな風にダブインダブインと言ってるのはこの銘柄のこと
もちろん株は上昇相場の方が儲けを出しやすいのは確実なんですが、この銘柄を利用することで下げ相場でも儲ける事が出来るという事を今回は記事にしようかと
コード1357・日経ダブルインバースとは?
性格な正式名称は
「日経平均ダブルインバース・インデックス」
というちょっと長ったらしい名前
これは企業の株ではなく投資信託の一種で、日経平均に連動して値段が変動します
これの面白いところは
日経平均が下がれば値段が上昇する
という普通の銘柄とは逆の性質を持っているのが特徴です
ちなみになぜ「ダブル」インバースかというのは、日経平均が変動した率の2倍になるように計算されているからです
単倍率の「日経平均インバース・インデックス」というものもありますけど、私はこっちのほうが値動きが大きいのでこっちばかり利用してますね
この投資信託が登場したのは2014年頃と比較的若いので、意外と知らない人も多いんじゃないでしょうか?
ダブルインバースのメリット
下げ相場で唯一上がるのでアクシデントに強い
ダブルインバースの良い所は、なんといってもアクシデントに強い
というよりもアクシデントが起こると急騰するので、是非何か悪いこと起こってくださいお願いします!って言いたくなるレベル
例えば、
「日本で大地震が起きた」
「大統領が暗殺された」
「イスラム国がどっかで大規模なテロ起こした」
とかこういった本来であればマイナス材料で儲かります
世の中を見てると確実にいいことよりも悪いことが起きるので、お守り代わりに持っておくと世界情勢の不安定さが逆にワクワクする
現物なので信用取引と違って期限と手数料がない
下げ相場で儲ける方法として、持っていない株を売って、後で買い戻すという信用取引という手法がありますが、私はこの方法が好きではありません
・空売り銘柄を持っていると勝手に手数料をどんどん取られる
・信用取引は行ってから半年以内に決算しないと、半年後に儲かっていようが儲かっていまいが強制決算される
・もし売ったときよりも急騰してしまい、買い戻しを行う時の値段を考えると恐ろしい
という側面もあり、下げ相場と分かっていても気軽に行えませんでした
簡単に言ってしまえば、空売りだと精算するまで心臓に悪い
ダブルインバースの方一つの利点は、現物取引可能なので、ずーーーーっと持ってる事が可能な点と、保持のための手数料がいらないこと
一度買えば日経平均が下がってくるまで後は待つだけ
1株からでも買える
株といえば開始するのにまとまったお金が必要ですが、この投資信託は1株からでも買えるんです
現在の相場が2000円ちょっとなんで、それだけあれば開始することは可能
・・・ただそんなお金で始めても利益としてはどうなのかな?と思いますけどねw
倒産の心配がない
株券というのは会社が倒産したり上場廃止になると値段が付かなくなって紙くず(現代は電子データのゴミ)になる可能性があります
しかし、このダブルインバースは「投資信託」という商品なので、倒産して一気に値段が下がるという危険性が無いのも特徴
よって急にアクシデントが発生してゴミクズ化するなんてことが無いので、安心感は抜群
機関投資家の値段操作に強い
現代の株式市場は、大量の資金を持っている機関投資家や、コンピューターによる高速取引による値段操作で成り立っているようなモノ
私もかつてこの機関投資家の空売り攻撃にやられて数百万の損害を出したことがありますorz
ダブルインバースの良い所は、日経平均連動で値段が決まるので、仮に大口取引が入ってきたとしても株価操作を受けないのが特徴
私の知っている限り一度だけ市場が終了する寸前に大きく日経平均が変動して、その変動に間に合わなかったことを見たことがありますが、翌日はちゃんと元通りになっていました
機関投資家の操作を喰らえば、どんなにボロ株でも数十倍になったり、どんなにいい業績を持ってる会社でも二束三文になることがありますからね・・・
仮に株価操作を受けたとしても長い目で見れば業績相場に戻るんですが、その期間が数年単位でかかるので結構もやもやするんですよ
そのもやもやすることが無いというのは大きなメリットですね
ダブルインバースのデメリット
当然だけど日経平均が上がると下がる
日経平均が下って儲かるということは、逆に言えば日経平均が上がると損をするという銘柄であること
ダブルインバースを持っている時に、バブルが起こったりするとちょっとだけ冷や汗モノ
けれどもそういう時はだいたい別の銘柄で利益が出るときなんですけどね
配当金が無いので持ってても楽しみはない
ダブルインバースの悲しい所は、ずーっと持ってても配当金が来るという楽しみが無い
業績がいい会社を保持していて、世界情勢に流されてもいつか戻ってくるので、それを配当金を貰いながら楽しみに待つという方法が取れないのがちょっとさみしい・・・
値動きが個別銘柄に比べて鈍い
鈍いというよりは、個別銘柄であれば動く時は10%20%上下することはあるんですが、ダブルインバースではそこまで荒い値動きが無い
確かに値段そのものは動くんだけど、個別銘柄に比べて高いので、値段から見るとちょっと微妙
デイトレードするならある意味手堅いかも知れないけど、短期間で利益を出そうと思うと結構まとまったお金が必要
世界が大きく動いたときですら一日に5%動けば凄まじいと思えるくらいですからね
並の銘柄であれば、だいたい一日で何も無いときで2%前後、ちょっとしたニュースがあれば3~5%前後、とてつもないニュースで10%以上の変動だと思っているんで、そういうのに比べると動かないかな?
逆に言えば滅茶苦茶大きく動くことは殆ど無いので、一気に儲けられない反面、一気に財産を減らすことも無いと捉えればプラスでしょうけど・・・
終わりに・加熱してる相場で購入するのはこれ一択
バブルや現在のトランプ相場といった完全に市場が加熱しきちゃっている場合では、このダブルインバースが非常にお買い求めやすくなっているので、これを買えるだけ買って、後は何かトラブルが起きるまでじーっとしておくだけでかなり高い確率で儲けることが可能です
それにこの銘柄が上がっているということは、他の銘柄は下がっているということなんで、これで出した利益で株を買って、買った株が上がったらダブルインバースを買って・・・と行うだけで資産は結構増えるはず
世の中は確実に急に悪いことが起きる事の方が多いので、そういったリスク回避の為に、これに資産を分散しておくというのもあり
「人の不幸で飯が美味い」をそのまま形にしたような銘柄です
GMOクリック証券
の、どちらかがいろいろな証券会社の中で手数料が安く済むのでオススメ
取引を繰り返していると手数料も馬鹿に出来ないので、手数料を抑えておくのも利益を出すのには大事なことですからね