閉店しかけの飲食店から学ぶ、実際に潰れる飲食業での失敗例を挙げる!

昨日は凄く残念だったな・・・
 
 
 
どうも!昨日は大阪に行って焼肉を食べてきたAtusiです!
 

いつも贔屓にしていて7年間ほど通っていた焼肉屋で、ここ半年ほど大阪に行けなくて久しぶりに行けるチャンスがあったので凄く楽しみにしていたんですが、もう本当に無残な状況で二度といかないことを決心するレベル
 
具体的な焼肉屋の名前はここでは出しませんが、ツイッターに怒りをぶちまけているので気になる方はそちらへ
 
 
流石にはまだ潰れてもいないし、一応客もいたけれども、半年前に比べて開店直後で8割の席が埋まり、1時間もすれば満席という系列だったのですが、昨日行った時は開店と同時は私らのグループ以外は人が居なくてピークでも半分埋まってるかどうかって感じでしたしあのままだったら多分そう長くは無いだろうなって思いましたね
 
 
今まで見てきた潰れる飲食店の特徴を完全になぞっているので、このままであれば無くなるのも時間の問題かなと思って見ています
 
今回の記事は実際に繁盛していた飲食店が潰れるパターンを紹介してみようかなと
 
 
 



全盛期に味もサービスも値段もすべて良くて繁盛している店

私が通っていた焼肉屋ですが、二十歳の時から通っていましたが、その時は本当に
 
「この世にこんなに美味しいモノを出す店があるのか!」
 
って感動しましたし、サービスもこっちが恐縮するレベルの丁寧さ
 
更に値段も質から見れば他店よりも圧倒的に安いという夢のようなお店でした
 
 
当然、そんなすごい店だと時間の経過と共に客が増えて商売が繁盛してくるのは至極当然
 
段々と少数の店舗では予約すら困難なレベルまで忙しくなっていました
 
 
当時はその焼肉屋の社長も店舗に来てたのでお話する機会がありましたが、結構儲かってたみたいですね

  

どう考えてもハイペースな出店による店舗拡大

そうして通っていると結構な頻度で「新店舗出店」というチラシを貰いました
 
毎年1店舗は必ずしてたし、多い時には2~3店舗も拡大していたので、今から思うとですが素人目から見ても「大丈夫かな」って思うペースでした
 
 
最初の方は上手くやっていたみたいですが、今から思うとここ数年は出店ペースも鈍化していたと思うので、完全に順調という訳でもなかったのかな?と外野から勝手な判断
 
そして急激に店舗を拡大したので、拡大前は店員さんも全員すごい人ばかりだったけど、結構アルバイトとかが目立つように
 
アルバイトそのものが悪いとは言いませんが、やっぱり練度では差が出てしまうのは仕方のないことなのかなと
 
 
昔だったら全員ベテランだったのか、アルバイトや若い人の比率が増え、今回ではほぼ全員が若い人ばかり
 
カウンターから中を見ていると完全に研修が追いついてない様子でしたね
 
 
そうなってくると何でもそうなんですが、特に飲食となると料理の腕とかもろに出るので味も落ちてくるわけで・・・ 

  

資金が無いのでサービスの維持が出来なくなる

私が行っていた店は、会員証を見せると一回の食事で肉の刺し身の盛り合わせがついてくるので、他店には絶対に無いサービスが凄く魅力で通っていました
 
しかしそれがいつしか途中から資金不足という理由でなくなったので、今から思うと店舗拡大と出店ペースの鈍化の時期と重なっていたので、おそらく資金的に余裕がなくなってきたのかなと
 
それでも味は他店よりも良かったのと以前から使っていた事もあり、多少不満はあったけど利用をしていました
 
 
ところが、国産和牛の雌牛しか出さないという店だったはずなのに、いつしかアメリカ産の牛肉を扱うようになってきたり
 
アメリカ産牛そのものは悪いものでは無いと思うけど、国産牛の店で手を出すのはどうかと思うし、値段も国産牛と同等の値段を取っていたのはすごく良くない
 
 
更にトドメになった今回は、値段を1.5倍に上げ量は据え置きで2~3人前と表記していたのを3~4人前と書いていた
 
産地の表記は無かったけど、確実に国産牛からアメリカ産に材料をグレードダウンしてたのが食べてみてよくわかった
 
 
他にもソーセージの質は落ちているのを切って提供することで扱いを知らないのか誤魔化そうとしているのかわからないけど旨味も全然無かった
 
特に酷いと感じたのはベーコンで、私も燻製を作る事があるので分かるのですが、しっかりと燻製を自分ですると脂が抜け落ちるので肉が締まってくるんですよ
 
それなのに焼いても質の悪いハムみたいにふわふわだったし、燻製の味も無いから燻製液につけただけの粗悪品にいつの間にかすり替わってる
 
 
お肉も生き物なので日によって多少品質が前後するのは理解できるけど、流石に値段を1.5倍も取って量を2/3以下にして品質を下げたのは言い訳出来ない領域 

  

質を落とし始めたらもうおしまい

私が今まで見てきた没落する飲食店の特徴として質を落とし始めるとあっという間におしまい
 
客足というのは本当に正直なモノで、質を落とすと一気に客が減ります
 
今回の場合も全盛期に比べて明らかに減っているので、私でも感じる事が多かったのですから、多分他の人も何か感じて居るのでしょう
 
 
やはり外でご飯を食べるというのは、家で食べるよりも高い金を払っているので、いつもより美味しいものが食べたいと思うのは当然の真理
 
それなのに美味しいものが出てこないとなったら高い金を支払ってまで食べに行く価値はありませんし、今は通販でも良い物が手に入ったりしますからね
 
 
そうなってくると客も馬鹿じゃないので自然と減るのは当然のこと
 
馬鹿じゃないどころか普段通ってる人程、違和感とか変化に気が付きやすいんじゃないかなって思いますね 

 

終わりに・飲食店でもなんでも店舗拡大して質を落とすのは死亡フラグ

という訳で実際に潰れる飲食店のパターンを書いてみましたが、飲食店じゃなくても店舗拡大して資金難から質が落ちて客が居なくなって閉店というのは黄金パターンだと思いました
 
飲食店じゃないですけど、資金難になって粗悪品ばかり置くようになったスーパーとか近所で潰れかかってますからね・・・
 
 
やはり客というのは質の変化には敏感なモノで、質が落ちると一発で居なくなるって感じました
 
 
仮に潰れかかっている時にこそ踏ん張って質を上げて勝負するのが商売の成功する秘訣で、質を下げるくらいならさっさと店を畳んだほうがダメージが少なそうです
 
私は商売するのはリスクが高いのでやることはありませんが、もし何かで商売を始める人にちょっとでも参考になれば幸いです

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