赤字の仕事を受ける会社になってきたら転職すべき4つの理由を語る!

赤字の仕事でも会社が受け始めたら相当危険な証拠です・・・
 
 
 

どうも!今まで数々のブラック企業を転々としたAtusiです!
 
 
私が転々とした会社は比較的 中小企業が多く、どの会社も規模が小さいので大体の事は筒抜けになるのですが、どういう訳か受ければ赤字と分かりきっている仕事でも受けるんですよ
 
本当だったら赤字と分かっているのであれば断ればいいと思いますし、個人で動けるようになった今でも赤字どころか黒字でも割に合わなければ受けるべきでは無いと断言しますね
 
  
 
 しかし中小とは言え企業など組織になるとどうしても受けない場合ってのが存在する場合が結構あり、そういう会社は終わりの始まりになっている可能性が非常に高く、そのまま在籍するのは倒産に巻き込まれる可能性があり非常に危険なですよ

  

 
今回は赤字でも仕事を引き受けるからくりや、どうしてそういうことが分かった瞬間に逃げることを考えるべきか?等、私が過去に実際に目の前で見てきた事例を使って解説したいと思います
 
 
 



何もしないよりはマシだから受ける

フリーで仕事をやっていると、何もしなかったらお金が発生しないだけですが、企業で人を雇っているとなると何もしなくても時給が発生します
 

実際に私が居た会社では、仕事が全然ない時に時給800円のパートさんに、どう頑張っても時給単価100円超えるか超えないかという仕事をやらせていました
 
こんなの普通だったら700円の赤字でやらないほうがマシだとは思うんですが、何もしなかったら800円の赤字なんでそれに比べるとマシってことでしょう 
 
 
算数的には分からないことは無いけど、それなら黒字の仕事を受けれるように頭を使えって思いましたが、その黒字の仕事が入る状況では無いという何よりの証拠
 

「損して得取れだ」とか「将来へ投資だ」とか言って赤字でも仕事を引き受けたとしても、それが儲かる仕事になる事につながる事は無く、大体は「あの会社は赤字の仕事でも受けるぞwww」って感じで取引先からナメられておいしい黒字の仕事は回ってこないということに・・・
 
そもそも赤字の仕事を受けている時点で相手から舐められているか相手の資本が無いと言ってるようなもんなんですよ
 

  

コネ維持の為に赤字仕事でも受けると言うが実際は・・・ 

ある日、赤字だと分かりきっているのに仕事を受けることに疑問を持ったので社長にどうして受けるのかを聞いてみました
 
その時の回答が
 
 
「会社というのは持ちつ持たれつで経営しなければいけない。赤字の仕事でも引き受けておけばつながりが出来るから黒字の仕事を回してくれるようになるかもしれない」
 
 
という回答でした
 
 
しかし実際に赤字の仕事を引き受けているところからは上に書いたように赤字の仕事だけどんどん来るし、黒字の仕事が回ってきたことは一度も無い 
 
持ちつ持たれるどころか完全におんぶしてるだけの状態 

「かもしれない」な打算でやっていたことはすべて無駄だったんですよね 
 
 
 
私がこの時に学んだことは
 
「縁は大切とはいっても、自分に不利益しか無い縁はとっとと早急に迅速に切るべき」
 
という事を間近で見てて思いました
 
 
 
本当につながりがあると不利益しか無い縁ってのはありますし、そういう縁がプラス方向に動くことは私の知る限りではまず無い
 
仮にプラスになったとしても、今まで被ったマイナスを帳消しにするほどのものがあるとは思えないし、そう考えるとトータルでマイナスなんですよ
 
 
 
これの例を出すのであれば、お金に困る友人が「絶対返すから!」といってせびってくるようなもの
 
事業をやったり、目先に事故を起こして大きいお金が必要になるのであればわからない話でも無いけど、ここでせびってくるような奴は、酒タバコギャンブル風俗みたいなプラスになることの無い浪費をして常時困っているような奴
 
そんなやつに借金返済能力があるとは思えないし、仮に貸したとしてもプラスになって戻ってくることは無い
 
  
 
 赤字の仕事ばかり発注してくる取引先は、金にだらしない浪費家が金を借りに来るような疫病神と一緒だと感じましたね
 
 

結局ジリ貧になって再起が難しくなる

そしてそういう会社はどんどん体力(資金)が削られていきます
 
私が最後に在籍していた会社も、熊本地震による大口取引の軽滅的な被害と、社長のミスを押し付けられて韓国の企業が怒ったことによる事で景気が悪くなる前に、すでに徐々に仕事が減っていました
 
 
そして会社は苦肉の策にパートさんを全員休ませて開店休業みたいな感じになっていました
 
しかしそうするとマイナスは抑えられても、労働単価の安いパートをぶん回しすることで利益を出していた会社だったので、入ってくるものはありません
 
しかもパートは休ませていても、ベテラン1・事務員1、私含めて3人の正社員は何も生産しなくてもパートのように止めるような事は出来ません
 

 
マイナス幅を縮めても、プラスにならないし、唯一のプラスにする方法が行えないとなるとこれはもうジリ貧でなぶり殺しに合うようなモノ
 
結局最後はいろんな事が重なって仕事を解雇になりましたが、今から振り返るとどうなっていても解雇になっただろうなと思えますね
  
 
 
 

赤字の仕事を受ける会社の社長はハッキリ言って馬鹿

こうなっていると仕事が全然無いですし、私もこの時は「仕事を探せ!」と社長に怒鳴られていましたが、本当に何も無いですから仕事のしようもありません
 
更に仕事が見つけられなかったという理由で、見つけられなかった理由を説明できるまで社長の説教が定時後から2時間ほどありましたし、当時から思っていましたが、今思うとこの社長は馬鹿だなって思いましたね
 
結構頭にきてたんで、30分切り捨てでしか残業がつけられないので、きっちり30分になるまで待ってから残業代をつけて帰ってやりましたが・・・ 
 
 
どんなに叩いてもホコリが出ないことは分かっているのに、無駄だと分かっていることを省けない
 
こんなの経営者でも無い入ってすぐの新人の私でも分かるような事なのに、省こうとしない
 
そのくせ拘束した成果が出ないと言って更にキレるのでどうしようもない 

しかも面白いのがこういう経営者って一人じゃなくて、結構何処にでもいますし、私も何人かに遭遇しました
 
最後に居た会社の社長は残業代を出すだけまだマシでしたので残ってやっていましたが、他のところでは残業代出さないので適当に相槌打ってさっさと帰れる方法を探していました

 
更に仕事がうまく行ってない状況なので、その八つ当たりとして従業員に当たることも多く、その結果として社内の空気は最悪になり、会社が潰れる末期になってましたね 

 
取引先にも舐められるようになりますが、従業員目線から見ても社長の事は馬鹿だと思って舐めてかかってました
 
結果的に舐めてかかった判断は間違ってないと今からなら強く断言できますが・・・ 
 
 
こういう社長を私は何人も目の前で見てきましたが、今のところ誰一人例外なく会社を傾かせてますからね・・・
 
自分が作った会社でも無いので、そんなバカと心中する必要って本当に無いですからね
 
沈む泥舟からはさっさと逃げるのが吉です

  
 

終わりに・赤字でも仕事を引き受けてる企業と分かれば即逃げよう

という訳で赤字でも仕事を引き受ける会社というのは、私の時みたいに会社が沈む手前だったりする可能性があります
 
 
会社は自分のところにしか無い強みが無ければ、相手との交渉で主導権を握れないので、もう赤字だろうがなんだろうが相手に好き勝手されてしまいます
 
独自のノウハウがあれば他の所に依頼出来ないから多少足元見たボッタ値吹っ掛けて黒字なんて出来ますからね
 
本来なら赤字の仕事なんてやる必要は一切ありませんから 

 
赤字の仕事を受けている時点で、その会社には独自の強みも無いし、取引先に舐められて居るので続けていたとしてもいずれ沈むだけなんですよ
 
そんな会社は長く居たとしても昇給もあるどころか徐々に給料が減るって事もありえるし、退職金なんかもまず無いと思ったほうが良い
 
それよりも中途半端な年齢で転職市場に放り出されることのほうがリスクとしては大きい
 
 

そして赤字になってきた会社なんてのは個人でどうこう出来るようなことでは無いし、他人の作った会社にそこまでする義理も無いんです 
 
労働者という立場であれば、いい会社に乗っかるくらいの考えでちょうど良いですし、仮に赤字から再建したとしてもその見返りはありません
 
それだったらさっさと見限って転職するのが労働者視点では一番賢い選択です 
 
 

求人なんかを見ていると30を超えるとどんなに綺麗事を並べても極端に募集が減るのは嫌でもわかりますからね
 
それならば転職価値がある内に早い段階で転職をすべきだと私は自信の経験から断言します



 
 

 

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