新入社員よ、苦労して就職先がブラックと判明したらする事を書くぞ!

10年前の私に伝えられるとしたらコレを伝えたい
 
 
 
どうも!今まで数々のブラック企業へと転職を繰り返したAtusiです!
 
10年程前に私は新卒でとある町工場に就職をしましたが、無法地帯で最悪の場合では殺されていてもおかしくない状況で働きました
 
その時に辞めると次がないという見えない脅迫概念にとらわれていて2ヶ月ほど粘った(?)のですが、今思うと一秒でも早く離脱すべきだったと後悔しています
 
 
これから新年度が始まるので、就活を乗り越えたとしても入社してからブラック企業だったと発覚する事も珍しくなく、むしろそういうことの方が多いんじゃないかなと自分の経験上感じました
 
今回は、苦労して入った会社がブラック企業だった時にすべきことを自分の経験談から書いてみようかと
 
 
 



まずブラック企業とは?

このブログに到達出来ている人にとっては今更感がありますがもう一度おさらい
 
1、労働基準法などの法律に違反し、最初から守る気も無い会社
 
2、明確には法律違反していないけど、会社の利益を優先してしまうので従業員の人生設計や健康の事を何も考えていない為、無茶苦茶が出来てしまう
 
 
1のケースは求人票で嘘の内容で集めて契約を守らなかったり、残業や休日出勤をさせても割増賃金どころか賃金そのものを支払わなかったり、みなし残業や裁量労働制といった新卒では聞き慣れない言葉で残業代を支払う必要が無いと曲解したり、過労死基準まで働かさせたりするような犯罪組織の事
 
 
2のケースは最低賃金ギリギリだったり、昇給とかもなく、基本給を抑えて他の経費をケチったりする場合が多い
 
他にも達成できないノルマを押し付けて物量と精神的に潰すなんて事もよくある話

 
 
両方に共通していることは、残業や休日出勤、早朝勤務は当然で、パワハラなどで精神的に追い詰めたり、業務上で安全に配慮してなかったりするので体の一部が無くなったり、最悪の場合は命を落とす事が普通にある
 
気をつけていても事故はおこるものですが、その配慮すらしてないので起こって当然といっても過言じゃないような環境だったりします
 
 
そんな職場に居ると、ストレスが溜まって精神病を発症したり、物理的に大怪我をする事で再起に時間がかかったり、もしくは出来なくなるということも珍しくない

   
 

労働条件の改善や不満は「絶対に」会社では言わないこと

よく「労働条件の改善を上司に相談しよう」とか書いてある記事を見かけますが、これは絶対にすべきでは無い
 
私の経験上、こんなことをして改善するような会社は最初からブラック化することが無いですし、コレを言うことで上から「厄介な奴」と目を付けられます
 
そうすることでパワハラや風当たりが強くなり、明確に組織から排除しようという動きになってきます
 
 
一応、法律上ではパワハラなどは会社都合で退職できる理由になるのですが、実際の所はパワハラがあったことを証明するための労力が非常に必要になりますし、パワハラがあったことを証明出来なくて泣き寝入りすることの方が多いです
 
 
 
そして社内で不満を言うのも避けたほうがいい理由として、一件良く見える人でも実は会社側からのスパイで動向を探っているという可能性も体感では2割ほどですが有り得る話
 
信用できる人に話していたとしても、会社という狭い密閉空間では信用できる人以外の耳にも入る可能性があり、対面の人間よりも周囲に伝わります
 
 
更にこういう噂話の拡散と伝達の早さは音速並なので数日もすれば会社の全員に知れ渡ることになり、上記のように反乱分子とみなされることに
 
 
労働組合がある場合は、組合に相談するのも悪くは無いのですが、基本的にそういう抑止力が無いからブラック化している事が多いので、組合そのものが無くてこの手は使えないという事が非常に多いです
 
そして組合と企業がズブズブの関係になっていることもありまともに機能していない企業も多い事を考えると、やっぱり組合への相談もあまり有効とは言い切れませんね
 

 

相談をするのであれば自分より上の世代は避けること

しかし当事者になるとどんなブラック企業でも「おかしいのは自分なのか?会社なのか?」という判断がしにくいものです
 
特に新入社員と言った経験がない状態では比較するための定規が無いので、些細な事でも判断がつきにくい
 
 
 
そのために社外の人間に相談するという方法は非常に有効で、冷静な判断ができない状態であれば第三者に判断を委ねるのも悪くは無い
 
ここで注意したいのが自分より上の世代への相談はあまりオススメしないということ
 
 
多分この記事を見ている人は20~30代の人が多いんじゃないかなって解析を見てて感じますし、そうなって来ると上の世代というのは大体、高度成長期やバブル経験者であることが多い
 
 
そういう世代は長くいれば報われて旨味があるという成功体験をしてきていますし、現役世代から退いたから今の現状を知らずにそういうアドバイスをしてくるのです
 
今は確実に耐えたとしても退職金や昇給などの旨味は無いし、ブラック企業であるなら尚更です
 
 
 
判断力が鈍っているから相談をするのに、逃げ場をなくすような事になって追い詰められてしまう可能性が非常に高いので、相談をするとしても同世代かブラック企業と戦った経験を持つ人間に相談するのが良いでしょう
 
 
ちなみに私に相談したら辞めることに背中を押すどころか後ろから助走つけてドロップキックかますくらいの事をしますからねw 

 
 

いきなり辞めるか辞めるための準備をすべき

早い話がブラック企業というのはすぐにでも辞めたほうが良いですし、すぱっと辞めれるのであればすぐに辞めるべき
 
とはいっても、次もない状態でいきなり辞めるというのはかなり抵抗があるでしょうし、それが新卒であるなら「特に」でしょう
 
 
それにブラック企業にいる間に平日が動けなかったりするので転職活動とかも中々出来ないですし、中々身動きは取れないかと

それならば転職エージェントの力を借りて負担を減らし、転職に精通している所にお世話になるというのも一つの手
 
色々とエージェントはあるけど迷ったらこういうブラック企業を排除した
 
 



これらに無料登録してサポートを利用するのが、自身の負担も軽減できる
 
 
すぐに辞めないにしても、水面下でこういう事で準備をしておくことは非常に重要ですからね
 
 
 

終わりに・「まずは3年」どころかブラックは1秒でも居るべきではない

よく仕事が辞めたくなっても3年は居るべきという言葉がありますがあればブラックが洗脳するために作った職場で、3年どころか数カ月もあれば人を破壊するのは余裕で出来ます
 

「3年は同じ職場で働け」という説は嘘!実体験より理由を語る!
 
関連記事 
 
 
3年もブラック企業に居たら事態が好転するどころか悪化する可能性のほうが比べる必要がないくらい高いです
 
私もブラック企業に3年も在籍していたらこの世には多分居なかったでしょうね・・・ 
 
 
 
ブラックだと判断したら年どころか秒単位で脱出を考えるべきと断言するし、職歴に傷が・・・とか言ってる場合じゃない
 
というかブラックを辞めたことで職歴に傷って考える企業は今の御時世で相当危ない会社と言い切っていいので、むしろブラック探知機の精度が上がると思うと悩む必要は全然無いです



 
 

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