会社が赤字になった時は見捨ててすぐに転職すべき理由を語る!

さっさと見切りつけて辞めるのが大正解ですね
 
 
 
どうも!就職先の職場とか全く信用したことのないAtusiです!
 
 
就職していると会社の経営が赤字になって傾くということも珍しくないでしょう
 
私も社畜時代にいくつか会社を転職しましたが、その中には当然赤字になった会社も含まれていました
 
 
そんな会社に未来はないと働きながらも思っており、それが確信に変わったときに会社を辞めることを周囲に言うと「裏切り者」だの「薄情者」だの罵られる事がありまして、日本では会社が傾いたという理由で逃げ出すとこのように罵られる傾向にあるみたいですね
 
 
私はこのような罵りにあってでも、会社が赤字になった瞬間に辞めるべきだと確信していますので、その考えを今日は書いていこうかと!
 
 



赤字だと長く勤めても待遇が上がらない

赤字であるということは、会社が徐々に余力がなくなっているという証拠で、そういう所で長く勤めていたとしても給料が上がったりすることはありません
 
私がかつて居た職場も、大幅な赤字を抱える事になり、減給や今後一切の昇給が無いということがあり、長く居ても報われるどころか下がる一方でしかありませんでした
 
 
退職金制度とかもあれば、黒字の内は出していたのにも関わらず、赤字になった途端に減額とか無くなるってのも目の前で見てきましたね
 
金はある内に手をのばすのが大正解ですし、ない袖は振れないという言葉もあるように後からではどれだけ実績があってもお金は得られません
 
 
日本では長く務めることを美徳とする風習がありますが、それは全部長くいることで待遇が上がっていくという事が前提であり、その前提条件が崩れているのに美徳もクソもないんです 
 

世の中には給料の支払いが遅れて、最後は未払いで逃げられるということもあり、そういうリスクがあるとなると報われるどころかマイナスになってしまうということもあり、赤字の会社というのはそうなる入口に入っているといっても過言ではないです

 

人がどんどん辞めていき、入ることが少ないので一人当たりの負担が大きくなる

これは上記の待遇面の延長にあるものですが、悪化していく会社で給料の支払いが悪くなったり、会社へ見切りをつける人が現れると人がどんどんやめていきます
 
しかし会社は赤字で入るお金を少しでも節約しないといけないため人件費を削減方向にもっていってるので新しく人が入ることは少ないです
 
確実に出ていく人間のほうが入ってくる人間よりも多くなります
 
 
しかも仕事量は規模を縮小するどころか、今まで赤字になった分を取り返すためにも、むしろ増えるといっても過言ではなく、人が減るのと仕事量が増えるのが合わさって一人当たりの負担がとても大きくなります
 
 
そうなると仕事は大変なのに入るものは少ないと割に合わなくなり、そうしているうちに更に人材流出が激しくなり、残った人間への負担はすさまじいことになるのです
 
私自身も最初は少ない残業だったのが日に日に伸びていき、日付が変わることも珍しくなく、さらにはサビ残でやらされたということもありました
 

赤字企業は務めることがハイリスク・ローリターン

赤字企業でも頑張れば好転するということもありますが、労働者視点で見れば「好転したから何?」というのが本音です
 
 
マイナスからプラスになったとしても、マイナス時代に受けていたデメリットが利子つけてメリットに変わるということも無く、ゼロに戻るだけです
 
そして赤字企業に勤めていると上記のように待遇面でのリスクに上乗せして、会社が倒産するかも知れないという事も上乗せされるんですよね
 
 
マイナスからプラスになるためには相当のリスクと労力を掛ける必要があり、それを乗り越えたからと言ってそれに見合う報酬が得られる可能性はゼロと言っても過言じゃないのです
 
 
赤字企業で頑張るのはハイリスクな割に、リターンが全然ないので務める価値もありません
 
ハイリスクハイリターンであれば掛けてみるのも悪くないでしょうけど、リターン部分が無さ過ぎですからね
 
 
しかもゼロ地点では無く、マイナス地点から這い上がるため、マイナスからゼロにする分だけで相当ロスしているんです 

 

そもそも赤の他人が作った会社をどうして助ける理由があるの?

 私が会社が赤字になったときに、その会社の上司から 

「従業員であればその会社が赤字になった時に雇ってもらった恩を忘れずに立て直すために全力をつくすべき」
 
なーんて説教を受けたことがありますが、これって何処から突っ込んでいいか分かりませんし、理解できないししようとも思わないんです
 
 
人を雇うということは、払った給料以上の利益を掠め取るという前提で雇っているので、そこに恩とかは無く、考え方によってはピンハネされている仇と言ってもいいでしょう
 
自分で稼ぐという行動力も能力もない人から見ればそう考えられるかもしれませんが、それでも利益を掠め取ってる所を見ればお互い様なんですよ
 
だからこそ恩を感じるというのは全然ないし、割り切った関係のはずで、都合が悪くなった時にすがりついてくるのが気持ち悪いんですよね 
  
 
 
それに会社が傾いて無くなりそうってのも、別に自分が作った会社であれば維持しようとするのに必死になるのも分かりますが、他人が作ったものを自分が必死こいて維持する必要って何処にも無いと断言できるんです
 
自分が最大限頑張って利益を出したとしても、それはすべて会社の利益であって個人の利益ではなくなるのでバカバカしいことこの上ないです
 
会社の人間とか会社を出れば完全に他人でしか無いのに、それを自己犠牲してまで助ける必要は何処にもないですからね
 
 
労働者のメリットは自由に働く場所を変えられるのであって、沈む泥船に居続ける必要はなく、状況に応じて一番いいところに行くというができるのです
 
マイナス分を取り返そうと頑張る手間と労力分を、他の会社に行けばまるまる利益が貰えるかも知れないのに無駄でしか無いと言い切れるんですよ
 

職場の空気がどんどん悪くなる

赤字の会社ってのは、上もどうにかしようとして必死になってるのは分かるのですが、そのせいで会社の空気が滅茶苦茶ピリピリして、些細な事でも一触即発みたいな事になってるんですよ
 
確かに上の連中は気の毒だとは思わなくも無いけど、だからといってこっちに実害が出るのは別問題
 
その空気がどんどん広まって最終的には会社そのものがピリピリしている事になり、そんな環境ではいるだけで精神的に疲弊することになるんです
 
 
この疲弊の仕方も、正直に言えばしなくていい無駄な疲弊でしかなく、疲弊したことで仕事の効率が落ちたりするので負の連鎖を止めることはただの社畜にはほぼ不可能だし、そもそも他人の為に社畜がそこまでする必要は一切ないと断言できる
 
無駄な事に巻き込まれて疲弊するとか本当にバカバカしいことですからね

 

ダラダラ待って会社都合になるのはデメリットが勝つ

確かに会社が赤字で倒産となれば、様々なメリットが受けられる会社都合で辞めることも出来るし、会社都合で辞めれるならぜひソッチのほうが良いです
 
 
しかし赤字企業というのは意外としぶとい所が多く、赤字だからと言って一瞬で倒産するわけでは無い所が多いです
 
しかもその生き残るための手段が、労働者に対して待遇を切り詰めたり、劣悪な環境を強いることになるので、最悪な状況というのが長続きしてしまうんですよね
 
 
そしてそんな状況をしぶとく耐えて、いざ会社が倒産したとなった時には相当の時間が経過しているはずなので、下手すれば自分が相当年を食って転職しにくいという事になりかねません
 

私自身も24歳と25歳の境目で、目には見えませんが明確に転職のし辛さを感じましたし、これが30歳40歳・・・と年数を重ねればどんどん転職の幅が狭まり難しくなるのは火を見るよりも明らかなんです
 
赤字でも在籍し続けたデメリット+転職しにくくなった状況で放り出される、という2つのデメリットと会社都合では全然割に合いません
 
そして今は最後まで会社に残っていても、先見性が無いということでマイナス評価になってしまうので、さっさと行動をした方がメリットが多いんです
 
 
それに転職市場では、短期間で転職を繰り返したデメリットよりも、若さのメリットのほうが勝つので、そういう意味でも早めに動くべきで時間を無駄にするのは惜しいんですよね

  

終わりに・会社というのは割り切るくらいがちょうどいい

そういう訳で、会社ってのは赤字になった瞬間に切るくらいでちょうど良いんです
 
そういう辞め方をすると薄情者とか義理人情に欠けるとか色々と言われるでしょうけど、そもそも利害関係で仕事をしていただけなので、そこに変に精神論を持ち込む方がどうかしていますね
 
それに会社ってのは自分が赤字で困ったときは助けを求めてくるくせに、個人が困ったときには平気で切り捨ててくるような会社も多いですし、忠義とかはお互いが尽くすことで生まれるものだと思ってますので、先に向こうが放棄しているのに、こっちが恩や忠義とか出したり感じたりする必要は一切ありません
 
先に終身雇用を始めとする餌を捨てたのは向こうなので、そういう連中に対して自分を犠牲にするなんてのは絶対にしなくていいし、向こうがその気ならこっちも割り切るくらいがちょうど良いんです
 
 
そして仕事なんてのは所詮は生活費を稼ぐために仕方なくやることであって、それであれば一番楽で効率がいい方法を選択するというのは自然なことですし、赤字の企業ってのはその効率のいい方法とは逆の位置にあります
 
やっぱり労働者として一番ラクなのは黒字である企業にちょこんと乗っかることが一番いい方法でしょうね
 
 
そういう訳で会社が赤字になった時には早く切り捨てるべきだと思っていますし、なんなら赤字になった瞬間でも遅いくらいでしょう



 
 

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