取り締まる側が労基法違反してる現実。そりゃ民間で違反が減る訳無し!

元から警察でもおかしいとか知ってたけど・・・
 
 

 
どうも!数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
 
 
最近ツイッターで
 

 

こんなのがあり警察の早朝稽古が勤務時間に入らないって事が話題になってましたね
 
警察なんで労働基準監督署とは違いますが、本来であれば法律を犯した側を罰するはずが逆に労基法違反しちゃっているという・・・
 
 
こんなのを見たら公務員ですらコレなのに、民間で労基法違反が取り締まれるわけがないって本気で実感しましたね
 
今回はこれ見て思うことが幾つかあったので、その事で記事にしようかと
 
 
 



早出は勤務に含まれない傾向にある

私が社畜として働いていた時もそうでしたが、早出勤務というのは必要な事であっても勤務に含まれることってまずありません
 
定時出社では絶対に間に合わない仕事があって1時間早く出ていたり、他の従業員が出社する1時間前員は全ての仕事の準備をするために早く出て準備しないと行けなかったり、勤務時間がどんどん早くなって定時から大分遠ざかってしまったり・・・
 
 
そういうことになって仕事上でどんなに必要なことでも早出と言うのは認められにくく、サビ残よりもこっちのほうが現状悲惨なんじゃないでしょうか?
 
本来であれば早出も長勤扱いになるので、割増賃金が支払われるはずなんですが、早出は仕事じゃないって言う職場が本当に多いんですよね
  
 

任意という名の強制

そして勤務ではないという事で、一応は任意という形を取っているので、形式上だけは拒否って出来るんですよね
 
しかし実際には拒否をすると上からとんでもなく怒られるか、横からサビ残をしないことで思いっきり責められるか、それによって職場で浮いた存在になりやすいのです
 
更にはボーナスなんかおもいっきり不当なマイナスを食らったりすることになるでしょうね
 

そうなると仕事どころじゃないので、実際には任意という名の強制であることが多く、拒否権なんか実際にはなかったなんて事が数多くあります
 
 
特に同じようにサビ早出を強いられている側である社畜が、みんなでサビ残やめようって方向よりも、やってないやつが居るから許せないって思考になって責めてくるのはホント謎
 
日々の過労で精神がやられて判断力も大きく落ちている証拠なんでしょうね
 
 
よって実際にはサビ早出を強要されるだけというクソな状況に陥ってることが多いのです
 

逆に疲れて注意力散漫になるよねコレ

私自身も経験があるのですが、朝早くから出社をして何かするというのは想像以上に疲れる行為であり、疲れきった分だけ注意力散漫になってしまいます
 
 
朝の時間を早送りするということは、夜はそれだけ早く寝ないときついし、人によって寝付ける時間帯と噛み合わないと非常につらいです
 
そして朝なんてのはちょっと遅らせれば渋滞や通勤ラッシュの時間を避けて効率的に出てこれるのに、わざわざ早くする事でそのラッシュに巻き込まれる時間が増え、早く出る時間も単純にその時間分だけ出ればいいというものでは無く、実際にはかなり加算されてしまうことになるんですよね
 
 
更に早出を行ったからと言っても、日本の労働環境というのは不思議なもので始まる時間には厳格なのに、終わる時間はガバガバどころか終了時刻が無いと見てもいいくらい
 
だから早く出たとしても絶対にその分は早く終わるということは無いので、ただ労働時間分だけ損するということに・・・
 
 
だからこそ早出というのは予想以上に疲れやすい傾向にあり、そんな状況では逆に注意散漫になりやすく、私自身も勤務が始まる前から疲れ切ってるとか状況になってたことがありましたね 

 

終わりに・雇われで仕事をするのは負け組だと本気で感じる

本来であれば法を犯した側を取り締まるはずの立場の人間ですら、その法を守れてないところを見ると、民間で改善するのはまず無理でしょう
 
そして実際にはこういう事は間違っていることではあるのですが、それに戦おうとすると世間ってのは報復行為を普通にしてきて、立場が不利になるだけということになりかねません

 
雇われで社畜をやる以上はこの状況から逃げ出すことはかなり困難であり、雇われで社畜で仕事をするという生き方は人間としての最低以下の人権しかない状況を見ると負け組だと言い切っていいでしょう
 
 
今回のケースも朝練とかの理屈は分からなくも無いけど、任意(強制)で縛ってやらせてるし、ちゃんと早朝勤務手当くらいはつけて欲しいもんですね
 
それが叶わないってなら、雇われで生きる方法は公務員だろうが会社員だろうが負け組ですよねぇ・・・



 
 

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