「休日は社内カレンダーによる」という会社は警戒すべき理由を語る

社内カレンダー導入企業は危ない
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々とした経験のあるAtusiです!
 
 

求人票を見ていると
 
「休日は社内カレンダー通り」
 
なんて表記をよく見ますよね
 
 
週休二日だったりするのにこんなことを書いてた企業に入社したことがあるのですが、大体休日関係で痛い目に合いましたね
 
正直休日は社内カレンダー通りとか書いてたらかなり警戒したほうが良いと本気で経験談から感じました
 
 
今回はこの休日が社内カレンダー通りというところはどうして危ないのか?について記事を書いていこうかと
 
 



普通であれば通常のカレンダーでも良いはずだ

そもそも休日なんてのは本来であれば土曜日と日曜日と祝日の休みが普通であり、それならば別にわざわざ他のカレンダーを作る必要が無いんですよね
 
普通のカレンダーでも土日祝は普通にわかります
 
 
やはりわざわざ社内カレンダーによるという書き方をしている時点で普通では無いんですよね
 
やましいことがなければ通常のカレンダー通りでいいはずですし、表に堂々と書くと労働者が嫌がるような不利な条件があることが大半です
 
 

 

ブラック企業の独自ルールが存在している可能性大

そういう場合にだいたい存在するのは、ブラック企業による独自ルールがあり、それによって自分達のおかしい事をごまかしている場合が多いです
 

例えば私が実際にあったのは
 
 
・土日祝休みと言いながら祝日があると土曜日出社
 
・週休二日と言いながら週1の休みが存在するかも怪しい
 
・月休日8日と言いながら、実際の休みの内の幾つかが休日出勤で潰れる
 
 
などなど
 

特に一番上のケースは導入している所も多く、騙されたって感じがしますね
 
通常カレンダー通りであれば祝日のある週でも土曜日は休みになりますし、逆に祝日あるほうが自由に休みをとれずに制限されて損した気分になることが多いです
 
 
そういう風に独自に糞ルールを設定している場合があり、少なくとも労働者にプラスになる事はかなり少ないです
 
やはりそういうのを隠す背景には会社側も明記すれば応募が減るということをわかっており、確信犯で隠しているケースが大半です 

 
 
月8日休みは少ないしキツイ!ブラック企業と言っても過言じゃない!
 
関連過去記事

  

最初から人を騙すことが前提のブラック企業である可能性が非常に高い

上記に都合の悪いことを隠して求人を行っているということは、休日以外の分野も都合の悪いことを明記していないことが多いです
 

私が実際にあったのは
 
 
・賞与ありと言いながらも実績がなかった
 
賞与あり(業績による)という会社はボーナスがないブラック企業だ!
  
 

・基本給と言いながらもみなし残業込みの総支給だった
 
総支給を基本給と言って表記する職場はブラック企業だと断言する!

・求人票で上下幅があり、さも多くもらえるように見せかけて実は下のほうだった 
 
求人で給料の上下幅がある場合はブラック企業だと断言する! 
 
 
 
などなど、ほかにも美味しそうな条件をエサに、実際入ってみるとそれらのプラス要素が一切ないという会社ばかりです
 
最初から人を騙す前提の会社で、一つ悪いことをしたから良心がなくなって2つも3つも悪事を重ねるのは同じと開き直ってしまっているのです
 

それも確実に良くないことと分かっている前提でこういうことをやってくるので、完全に性根が腐っている会社であるといっても過言ではありません
 

休みの少なさをごまかしたい意図がある

私自身が社内カレンダーを導入している会社に入ったときに感じたことは、大半の会社が通常よりも休みが少なく感じましたし、その休みの少なさをごまかしたいという意図しか感じませんでした
 
最初のほうでも書きましたが、独自ルールが存在し、労働者視点で不利で不公平だと感じつつも「会社で決まっていることだから」と一方的に流されます
 
 
他にも週休二日制などと言っておきながら、月に1回だけ週休二日があって他は休みが全然ないというのは一番よくある手口です
 
頭に「完全」という単語をつけなければ毎週休二日にしなくていいので、完全にミスリードを誘っています
 
 
少なくとも社内カレンダーを導入しているところで次の例外以外はすべて休みは少ないと見ていいでしょう
 
 

例外として年間休日125日以上であれば地雷は減る

ただ社内カレンダー導入がすべて地雷かと言えばそうではなく一部例外もあり、年間休日が125日を越えるようであれば労働者にプラスになる可能性があり、1箇所だけでしたがそういう所も存在しました
 
 
これの根拠は年間の休日が
 
 
・土曜日+日曜日 104日
 
・年間祝日数 15日
  

更に国民の休日というのが1日増えることがあり全部で120日です
 
 
しかし通常のカレンダーには正月の三が日と、盆の時期の連休は赤くなってないことがあり、125日を越えるということはそれらが存在するという証拠です
 
124日を下回るとどうしても何処かで歪な調整をされることがあり、実際にはそれだけ休めないというケースが多々ありました
 
 
よって社内カレンダー導入でも125日以上であれば地雷では無い可能性が高いので、完全なブラックだと断言せずに可能性が高いという書き方でぼかしたのはそういう意味です
 
ちなみに120日以上124日以下であればちょっと怪しい、119日を下回り社内カレンダー導入はほぼ確実にブラック企業と見て良いです
 
 
年間休日が120日以下の仕事は入社価値なしのブラック企業だ!
 
関連過去記事

  

終わりに・休日は土日祝休みを探せ!

そういう訳で、働く上に給料と同じくらい大事な休日ですが、社内カレンダーによるなんて書き方をしている所は年間休日125日を越える場合以外は避けるべきでしょう
 
そういうのよりも完全週休二日制で年間休日120日以上で通常カレンダーの土日祝休みというのがなんだかんだ言って無難なんですよ
 
 
ブラック企業が自分達の悪事をごまかすために社内カレンダーなんて言葉を使ってますが、悪事を行ってなければそんなことを言う必要がありませんしね
 
 
更に言えば休みの少なさというのは利益率の悪さにも直結しており、その分働いて薄利を重ねなければいけないということになっており、休みと給料というのはかなり正確に比例しているといっても過言ではありません
 
勘違いしやすいのは「たくさん働いたら給料がっぽりor給料犠牲にまったり」の二択と思っている人が多いのですが、実際のところは「過剰に働いて少ない給料orまったり働いて給料多め」という二長二短なことになっているので、そういういみでも休みが少ないところは選択肢に入れてはいけないのです 



 
 

 

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