会社で「ストレス耐性」という言葉が出たらブラック企業と断言する!

ストレス耐性って求められるけどホントアレは不要ですわ・・・
 
 
 
どうも!今まで数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
 
 
社会に出ると「ストレス耐性」なんて言葉があったりして、酷い所になると圧迫面接なんかやって測ろうとする所もあったりしますね
 
私はストレス耐性そのものはそんなに高いほうじゃないのですが、今までいろいろな経験をしてきて、就職に関してはこの耐性はむしろ無い方が良いと判断しました
 
 
会社が面接の段階とか、就職した後も「ストレス耐性」なんて言葉を使って従業員に我慢を強いるような会社は経験上ではいい会社は一つもありません
 
一件これって働く人の我慢強さを見ているとかもっともらしい理由を付けていますが、この言葉一つある時点でブラック企業を断言していいのです
 
 
私自身が必死に職場で耐えてた経験があるのですが、そういう経験からむしろストレス耐性は低いほうが良いと感じましたし、一切我慢する必要はないなと確信しております
 
今回はそのストレス耐性という言葉が出たらどうしてブラック企業と断言できるのか?ということについて記事を書いていこうかと
 
  



ストレスが溜まるようなことがあると明言しているようなもん

ストレス耐性の有無を聞くということは、間違いなくその職場にはストレスがたまる要因があるよと言ってるようなもんなんです
 
もしそれがなければこんなことを聞く必要性がないですからね
 
 
私がかつて行っていたところも労働環境が非常に悪く、さらに残業時間が多くてストレスがとにかく溜まりやすい環境で、ぶっちゃけ耐性が多少あっても絶対に病むと感じるような環境でした
 
実際、いきなり泣き出す人や急に倒れる人なんかも多数いましたし、はっきり言って刑務所のほうがまだましなんじゃと思えるようなところです
 
 
そもそもストレスがたまることなんて間違いなく無いほうがいいですし、地雷が見えているのにわざわざ踏むやつは物好きかよっぽどのバカしかいないのです 

 

更に耐性があることを言い訳にして職場を改善する気がない

そして問題なのがストレスがたまるようなことがあるとういうのを認識している割には、そのストレスの元をなくそうという努力は絶対にしません
 
むしろ「君ストレス耐性あるって入ってきたよね?」って感じで開き直ってまったく改善される気配はないです
 
 
認識してなくて改善しようとしないのなら1万歩譲ってわかりますが、認識しているのに改善しようとしないのは完全に確信犯で、職場環境はどうでもいいから今いる従業員を雑に扱って搾り取るようなことしか考えないクソ会社だということです

 

ストレスが溜まるような職場は人間関係が大体悪い

いくつも見てきたので間違いないのですが、ストレスが貯まりやすい環境というのは間違いなく人間関係が悪いです
 
ストレスたまって攻撃性が高まってる上に、それを密室環境で解き放てばお互いがお互いを攻撃するのは間違いないですよね
 
 
卵が先か鶏が先かみたいな感じでわからないのですが、確実に人間関係が悪く、お互いを攻撃したり足を引っ張りあったりする環境になってしまっているのです
 
 
大体人間のやめる理由って人間関係が給料よりも多いのですが、その一番大事な部分がゴミ確定とか入る価値がないといってもいいです
 
まぁ大体は給料も仕事に見合ってないということがセットになってまともな人間が去ってしまって、ほかに行けないようなゴミ人間のたまり場になってしまっているという要因もあるんですが・・・

 

ストレス耐性があると限界まで耐えてしまう

私自身がストレス耐性あまりないので、基本的に仕事は嫌になったらポコポコ変わってますが、それによって困ったことって全く無いんです
 
むしろ様々な職場を見てきましたが、私以外の人のほうがストレス耐性が非常に高く、どんなつらい仕事でも逃げずに取り組む人の方が壊れていく人が多かったですね
 
本来であれば私のようなのが「根性なし」とかディスられて、後者のような人が賞賛されやすいですが、他人からの評価ではなく自分自身へ評価を向けると、私のような根性なしの方が快適に過ごしていて、後者のような真面目な人間ほど再起不能になってるケースが本当に多いです
 
 
私は確かに根性なしですが、ストレス耐性が無いということはその分は危機察知能力が高いということなので、逃げるのも早いので一度も再起不能まで追い詰められるという事は無いんです
 
  
 
本人という単位まで落とせばどっちが良いかなんてのは明らかなことですが、実際には後者が賞賛されるのですが、アレの意味って日本人って人が苦労をすると人の不幸は蜜の味なんて言葉があるように人が苦しむのを見て優越感に浸る連中が多いので、そういうことから脱出する奴を見て、あいつは苦労しない!って姿勢が気に入らないんじゃないかなと見てて感じます
 
他にもアレは「有無を言わずに文句を言わずに黙って仕事しろ」という意味で、ただ単に理不尽な環境を押し付けられても我慢しろって意味なので、どういう理由に転んでも労働者視点ではいい意味ではありません 
 

 
よってブラック企業やクソ上司の養分になるだけで自分には何も得がないのでストレス耐性は不要だと言えるのです

  

会社で耐える必要のあるストレスはだいたい不要なもの

もし仕事でどうしても業務上で耐えないといけないことがあって、それに対してストレス耐性が必要というのであれば耐性を求めるのも悪くない
 
しかし様々な職場を見てて感じたのですが、職場で貯めるストレスって大体どうでもいいくっそしょうもないことに巻き込まれるか、理不尽に巻き込まれるかのどっちかでしかなく、両方仕事には本来あってはならないようなことばかりなんですよね
 
 
会社で耐える必要のあるストレスなんてのは一切ないし、貯まるストレスもむしろ無くすべき方向に動かないといけないものばかり
 
それなら耐える必要は全く無く、むしろそういうストレスが溜まる事を積極的に潰していく必要があるんです
 
 
そういう職場改善をしようとせずに、個人の耐性に頼っている時点で職場の環境が変わることがない上に、経営者の怠惰を労働者に押し付けて責任転換するようなブラック企業だと断言していいです
 
 

ストレス耐性ではなく、ただ単にダメージに鈍くなっただけ

よく「ストレス耐性は鍛えられる」とか言葉を聞くのですが、私の経験上ではそういう事は鍛えるのはほぼ不可能です
 
もし耐性が上っていると感じるのであれば、それは強くなったのではなくダメージに関して鈍くなっただけなんですよ
 
 
手術の前に麻酔ぶち込んだり、格闘技の試合でアドレナリンどばどば出て痛みを感じなかったりそういう事です
 
痛くはないかもしれませんが、だからといって体がダメージを受けてないという訳では無いんですよね
 
 
そういう状況でダメージを受け続けると、ある一線を越えたら急に壊れてしまって、更に壊れすぎた結果として人間の回復する機能までやられてしまった結果として回復が困難になって再起不能になるんですよ
 
うつ病などの精神疾患とかアレはほんとにいい例ですね・・・
 
精神疾患って治すのに滅茶苦茶時間かかったり、再起不能になる人が多いように感じますが、そういう状況になる入り口みたいなもんですよ
 
 
もし体へのダメージに敏感であれば、少しでも被害を受けたらすぐに待機して回復したり、危ない場所から逃げたり出来るので軽症で済んだ上に回復も早いです
 
しかしストレス耐性(笑)があると、極端な例えをすると両手両足をもぎ取られても全然気が付かなくて、気がついたら身動きが取れない体になっていたということみたいなもんなんです
 
 
むしろストレス耐性なんか不要ですし、敏感にストレスを感じるということは危険察知度が格段に高いという証拠ですからね
 
そういう危険度察知センサーを潰してしまったほうがブラック企業としては社畜を量産しやすいので、わざわざストレス耐性なんてもっともらしい言葉を使って奴隷量産しようとしてますからね・・・
  
 

労力をストレスコントロールに回されるので稼げないくせにつらい会社

そして労働力をストレスコントロールに回すことになるので会社の生産性が非常に悪く、利益が全然ない会社であることが多いです
 
 
例えばストレスの元が人間関係から来るのであれば、その苦手な人間を避けるのに頭を使ったり喧嘩するのに労力を使ったりといったことになるのです
 
これがストレスコントロールに該当し、そういう生産性のない無駄なことに労力を使ってしまい、結果として生産性が落ちるということです
 
 
なので苦労する割には儲からない、むしろ苦労するから儲からないという風に言ってもいいのです
 
苦痛を与えられた上に見返りがないとか最低ですからね・・・

 

ストレス耐性があると最初はごり押しで働ける

ストレス耐性が重視されて集められた連中というのは最初のうちはごり押しでも働けるので強いんですよ
 
例えるなら樫の木みたいなもので、柔軟性がない代わりにめちゃくちゃ固いんですよねアレ
 
 
ストレス耐性があるということは樫に近いものがあって、とてつもない剛性があるのですが、それが疲労が溜まってしまうといつかぼきっと折れてしまうんです

 
耐性がなまじあると自分の異常状態とかに気が付きにくく、働いてはいけない状態でも無理して働いてある日突然に体を壊す人が続出するという事が多かったです
 
そうして一人脱落し始めると残りの人間の負荷が一気に加速するのでドミノ倒しのように職場全体に伝染してしまうのです

 

しかし取れる戦略が人海戦術による労力提供しかない

しかしストレス耐性なんてのを重視すると、はっきり言って脳みそが筋肉で出来てるような連中には柔軟性というものが全くなく、今まで単純に労働力を絞り出す方法でしか職場で利益を生み出せないんですよ
 
だから最初は調子よくても周囲の効率化や値段が下がってくると他に対処法を知らないのでじり貧になってしまって、結果としてくるところまで来ると一人ぽきっと折れて連鎖が始まってしまうというケースがものすごく多いです

一つの能力に集中するということはある状況下ではとても強いのですが、柔軟性がないと状況が変わってしまった場合に対処できなくなって滅んでしまうのです

 

労働力勝負が通用しなくなった時に他に対応するスキルと余裕がない

そういうわけでストレス耐性を重視してるような職場というのは労働力提供以外まともにどうにかする能力がないので、ある日を境に変わってしまった状況に対処するという事が出来ないんですよね
 
多様性が全くないことが多く、状況に対応できるスキルを持った人間がいないため、無理に労働力でカバーしようとして過労になり、そして倒れる人間が連鎖するというのがよく見てきたパターンです
 
 
早い話がストレス耐性なんて重視している会社は長い目で見ると生き残れないということですね

 

終わりに・ストレス耐性が必要な職場より、ストレスがない職場が大事

そしていつも感じていたことですが、ストレス耐性なんて不要なモノが必要な職場よりも、ストレスそのものが無い職場を目指すのが先なんですよ
 
「ストレス耐性」なんて言葉を使っている時点で、職場にあるストレスの元を断とうとせずに、職場改善をする気がないって事です
 
 
更に本来であれば会社がストレスのない環境を作る義務があるのに、その仕事を放棄している上に、ストレスがある環境に耐えられないほうが悪いと労働者に責任転換して居るんですよ
 
極端な事を言えば労基法を厳守しないと会社運営やっちゃいけないのに、労基法守ってたら会社が潰れるとかいって正当化するような奴と一緒です
 

もしストレス耐性が必要な職場に居るのであれば、そんな耐性は自分の為に捨てるべきであり、むしろ嫌なことから逃げるアンテナを最大限に立てて、ストレスがたまらない環境を目指すべきです
 
上司がストレス耐性なんか押し付けてきたら速攻逃げるべきだと断言できますね

  



  
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