指を失う可能性がある機械を扱う仕事は費用の関係で改善する事は無い!

えぇ・・・けど心当たり思いっきりあるな・・・
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
 
 
労働に関していつも通りネットを見てネタ集めしていると
 

 
えぇ・・・と思えるものが・・・
 
板金加工業は危険!!新卒で入って殺されかけた話!
 
※グロ要素少しあり 
 

けど思いっきり私自身にこんな心当たりがあるので否定出来ないんですよね・・・
 
 
確かに私が入ってから退職するまで2ヶ月しか無かったですが、その間に実際に事故が発生してるのに機械をどうにかしようって発想がブラック企業には無いですからね
 
 
 



機械の費用>人への慰謝料

私がかつて居た会社のプレス機の機械の費用はおおよそ1~2千万くらいしていました
 
だいたい工業用の人が作業するような機械ってそれくらいが相場になるんじゃないでしょうかね?
 

そして人の指がなくなった時の慰謝料というのは
 

35号 両手の手指の全部を失った場合。
 
68号 左右どちらかの手の指を5本すべて失った場合、もしくは親指を含む4本の指を失った場合。
 
76号 左右どちらかの手の親指を含む3本の指、もしくは親指以外の4本の指を失った場合。
 
83号 左右どちらかの手の親指を含む2本、もしくは親指以外の3本の指を失った場合。
 
912号 左右どちらかの親指、もしくは親指以外の2本の指を失った場合。

118号 左右どちらかの手の人差し指、中指、または薬指を失った場合。
 
129号 左右どちらかの手の小指を失った場合。
 
137号 左右どちらかの手の親指の一部を失ったことがX線写真などにより確認できる場合。

146号 左右どちらかの手の親指以外の指の一部を失ったことがX線写真などにより確認できる場合。

「手指の欠損障害」の後遺症等級認定基準
 
 
こんな感じで基準が決まってます
 
 
ちなみに一番軽い等級の14等級で自賠責基準32万で、一番高い3等級でも829万という金額なんですよね・・・
 
確かに機械のほうが最低でも1千万かかることを思えば、一番重症でも8桁ないとなると機械の買い替え費用の方が高くついてしまう・・・
 
 
それにそういう欠陥ある機械を買い替えする費用も会社にはなさそうですし、変えたら会社が潰れるとなると買い替えなんかするはずがないよなぁ・・・

  

むしろ慰謝料を払わないなんて事も珍しくない

そして払ったとしても上記のような金額なのに、私が実際に見てきたのは慰謝料をそもそも支払いをしないという事も珍しくありません
 
小さい会社であれば労災の隠蔽なんてのは日常茶飯事ですし、労働者側も知識がないので請求出来るということを知らないという人は少なくないんですよね
 
 
実際に私の最初に居た会社の先輩が(自主規制)になった時には慰謝料が払われることがない上に、事故が発生すれば営業停止になるのに翌日も普通にやっていました
 
大きい会社であればある程度は対応するかもしれませんが、小さいところであれば隠蔽するということも考えられるのですよね
 
 
そう考えると慰謝料を払わないのであればコストはゼロになってしまうので、危険がある機械を買い換える必要がないというとんでも理論になってしまうんですよね・・・

 

終わりに・命あっての仕事なので死ぬ可能性がある職は選ぶべきじゃない

私も過去に色々な仕事をしましたが、仕事というのは生活を豊かにするためにやる事なので、それによって体の一部が無くなったり取り返しのつかないことになったり、死ぬような可能性があるような仕事というのは選ぶべきじゃないんですよね
 
もし仮に何か大きな問題が発生したとしてもお金ではどうにもならないような事になったり、そもそも会社が賠償しないで知らん顔するなんて事も過去に何度もありました
 
 
そういう死ぬような可能性を押し付けてくるのに、それに対して責任を取るような事をしないし、取ったとしてもどうしようも無いことであれば最初からそういう可能性がある職場は選ぶべきでは無いと断言できるのです
 
今いるところがそういう可能性がある職場であれば、経験談から取り返しの付かないことになる前に逃げたほうが良いと断言しますので、今すぐにでも職場から逃げるべきでしょう

  



  

  
  

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