「給料以上働け!」と言われる仕事は辞めるべきブラック企業だ!

気持ちは分からんでも無いが直接強いる会社は危ない
 
 
どうも!様々なブラック企業を転々とした経験を持つAtusiです!
 
 
以前働いてた時に、会社の社長や上司から
 
 
「給料を出してやってるんだからそれ以上に働け」
 
 
と、何度か言われた経験があります
 
 
確かに会社というのは従業員の出した利益を吸って会社を維持するので、給料以上に働けと言うのはわからない話でもありません
 
しかしこういうことを直接従業員に言ってくるような会社は経験上ではかなり危ない会社で、今すぐにでも転職を検討すべきだと言える会社であることが多いです
 
 

 
今回はこの様に給料以上に働かせることを強要してくる会社はどうして危ないのか?ということについて記事を書いていこうかと
 
 



給料と仕事量が割に合わない

まずはコレで、貰える額と仕事の内容や量が全く割に合わないケースが多いです
 
基本的に仕事というのは従業員が生み出した利益はまるまる入ることは無く、そのうちからかなりごっそりと取られるのでどうしても割にあわないと感じることは普通なんですよね
 
 
しかしその中でも特に輪をかけて待遇と仕事が釣り合ってないと感じる事が本当に多いです
 
私が経験した内容では最低賃金を下回るような待遇で、仕事は通常業務と管理職のマネジメントの両方を求められるという事がありましたね
 
通常の業務だけでも一切割りに合わないのに追加されてしまうのだからたまったもんじゃないのです
 

給料以上に働けということは労働者側に損をしろと強いているのと同じことであり、経営者と労働者の利益というのはすべて相反するものです
 
経営者が得をしたいからこそ労働者に損を強要しているということなんですよね
 
 
これって例えるならお店で売ってる商品を「仕入れ値以下で安く売れ」って迫られているのと同じことで、こういう風に例えると異常さが見えてくると思えますね
  

頑張っても給料が増えない

こういう所ではどんなに頑張ったとしても給料として還元されることはまず無いと言えるのです
 
その理由として給料以上に働くことを強いているので、給料据え置きで余計に働かせるという事になってしまうのです
 
 
例えば仕事で頑張ってたとして、上から「おっ、頑張ってるな」で終わってしまって「だから給料を上げよう」という発想にならないんですよね
 
こういう連中が頭で思うことは「今の給料でも仕事頑張るからラッキーだな」程度にしか思ってないので、そこから先に発展することが無いのです
 
 
上がるとしても倍の仕事をこなしたからといって給料が倍になるとか絶対にありえませんし、せいぜい月の給料が数千円上がるかどうかって話です
 
給料据え置きで「仕事の報酬は仕事」なんて言われて仕事量だけ増えて行くことになりやすいのです
 

こういう職場は決まって人件費がそんなに多くない

これはもういろいろな職場を見てきたので間違いなく言えることなんですが、こういうことをいう会社ほど給料をそんなに多く出してません
 
 
「お前には高い給料を払ってやってるんだぞ!」
 
 
とか言いながら手取り10万前後とか何の冗談だよと思いましたし、10万程度を高いと思うならテメーは会社を運営する資格はないとすら思いましたね

給料以上に働けなんて発言しちゃってる時点で人件費を抑える気が満点ですし、やっぱり人件費を上げる気がない会社ってのは給料が少ないですし昇給とかもすることがあんまりないんですよね
 
給料少ないくせに給料以上に働けとか強盗が押しかけてきて「少ないからもっとよこせ!」とか言ってるようなもんです
 
 
そもそもまともな会社であれば給料以上働けなんて言われてやる気が下がることを知っていますし、そんなことをいう暇があるならもっと別の手段をとっています
 
はっきり言って経営者がバカという何よりの証拠でもあるのです
 

人が嫌気さして辞めていく

そのような割に合わない上に給料があんまり入らないとなると、嫌気さした人間がどんどん辞めて人手不足になります
 
割に合わない上に報われなくて、人手不足で仕事量だけ上がっていく3重苦なんて受ける理由が無いですからね
 
私がかつて居たところでも毎日辞めたいと愚痴しか聞こえて来ませんでしたし、最後はいろいろな理由で会社が傾きましたからね 

 
 
マクドナルドの社長が代替わりしてから赤字でも給料を上げたことで
 
 
 
こんなことを言ってますが実際にこの後は急激に業績が回復しましたからね 
 
従業員が満足しないような会社はいずれ淘汰されてしまうんですよ 
 
  
常に人がやめたいとか思ってる時点でその環境は異常なことなんですよね 
 
 

お金が発生しない仕事に責任なんか一切ない

給料以上の仕事を強いる職場にありがちなことなんですが、サビ残を強要したり名前だけの役職に就かせて仕事量や責任を増やして給料は据え置きということをよくやってきます
 
そういったことって受ければ受けるほど総合的な給料が変わらないのに、労働だけは増えていくので相対的に見て自分の価値を下げるのと同じことです
 
 
そのような仕事を断ろうとすると「社会人としての責任がー」などと言われることが多いのですが、ぶっちゃけお金がもらえない仕事というのは仕事じゃないので責任もクソもありません
 
あくまで代価をもらうからこそ仕事をするのであって、代価がないならする必要はないということなのです
 
 
極端な例えですが、小銭を数枚だけ出して新車のベンツなんか買えませんし、そんなことをしようものなら警察沙汰になってもおかしくありません
 
売る側だって代価が割に合わないなら売る必要はありませんし、労働に関しても同じことが言えるのです
 

終わりに・こういう会社は居ても報われない

この様に上が給料以上の働きを強いるような会社は居てたとしても報われることは絶対にありえません
 
むしろ苦痛だけ押し付けられて、やりがい搾取によって損するだけで、労働者視点で見ればいい会社とは言えません
 
 
やはり人を動かすのは報酬であり、その部分を削って割に合わないように強いているという時点で無理していても良いことは無いですからね
 
低賃金に耐え、重労働に耐えた先が会社の倒産とかバカバカしすぎとしか言いようがありません
 
 
確かに会社組織にいる以上は給料以上の仕事をやらないと組織が維持できないというのもわからなくもありませんが、それであれば給料以外の部分は雇用が守られていたり、より良い労働環境を用意するなどといったことを何かしらの付加価値を会社が出すべきなのです
 
そういった会社側が労働者に対して何か報いるということをせず、頭ごなしに給料以上働けと言ってくる職場は非常に危険ですし、本当にいい会社であればそういうことを強いなくても自分から給料以上に気持ちよく働いてもらうためにはどうしたらいいかということを考えています
 
 
なのでこんなことを宣言されるのであれば今すぐにでも辞めるべきと言えるのです

  



  

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