
本当にすげー楽しかったわ・・・!
どうも!普段はサバ缶か生卵か鳥の皮と玄米ご飯で毎日暮らしているAtusiです!
ツイッターを見ていたらマグロの解体ショーが無料で云々とか流れてきてたんです
※3/21に終わってますので現在はやってません
最初はマグロの解体とか食べれるとか言いながら切れ端を1切れとかそんなもんでしょーとか思ってたんですよね
けど
あれ?結構ガチなやつじゃん・・・なんで?って思ったら
ただし!ご参加には条件をつけさせて頂いております。
①ブログを運営している「ブロガー」さん
②弊社ウェブサイトに記事を寄稿して頂ける「ウェブライター」さん
このどちらかである、と言う事が条件です!
①については、ブログを運営していて、鮪人の解体ショーをご覧になり、食べてみた感想などをブログにアップして頂ける方!
※一定の運営期間や、一定のPVのある方に限ります。
②については、現在ウェブライターとしての実績があり、弊社ウェブサイトに記事の寄稿をして頂ける方。(寄稿費用は要相談)
※レビューでも企画でも何でもOK!ご相談下さい!
ああー・・・結構ハードルあるな・・・って思ってたんですけど、一応10万PVに少し足りないサイトでもどうかなって思ってここの事を掲載して送ってみたら
ダメ元だったんですか?w
お待ちしておりますよ^_^— なべさん2.0 (@nabe3_comic) 2018年3月3日
え・・・?
いいの!?
というわけで遠慮なく行ってきました
徒歩で片道2時間かけて!
・・・だってちゃりんここうつうじこでおなくなりになったんだもの
100kgの本物のマグロ!
まずは運ばれてきたのが
でーんと横たわるコチラの本マグロ
養殖物らしいですが、天然の稚魚を捕獲してから育ててるので天然に近い味がする(らしい)そうです
※あくまで社長個人の感想です
重さがなんと
100Kgですって・・・
今回捌く人は鮪人さんの社長さん!
すし○んまいのポーズとってますが別の会社でしょ!
ちなみにこの社長さん、後ろに見える発泡スチロールの箱から一人で台まで乗せててすごいパワフル!
いつもはこの半分の50kgくらいのを解体するそうです
死んだ魚の目をしやがって・・・#鮪人 pic.twitter.com/vXtM4uqcWp
— Atusi@ソラノカケラ (@Atusi_sora) 2018年3月21日
解体の様子
そんな感じでお披露目が終わったら解体ショーに!
まずは頭をのこぎりでぎこぎこタイム
途中で「持ってみますか?」ということで触らせて貰える時間がありました
※画像は私じゃありません
実際に触ってみた感想は木よりも柔らかいんで、その気になれば20秒もあれば落とせるかなって感じましたね
こういうのって実際はかなり難しいように思えますが、コレは見た目と実際にやってみた感想が真逆でした
・・・まぁ腐っても元・調理師だった経験ありますからね
落とした頭で
鮪人が現れた
ああ、そうか鮪人とはコレが由来だったのかー(棒
ちなみにこの頭が15kgほどあるんですって・・・
この時点で頭の所をよく見ると、頭に穴が空いてますよね?
そしてさっきの鮪の画像を見ると
しっぽがありませんね
この瞬間に「神経締めやってるのかな?」とか思ってたんですが、やっぱりやってるみたいです
神経締めというのはここ数年辺りから流行り始めた魚の鮮度を長持ちさせる技法の1つで、頭に穴を開けてしっぽに向かって針金を通す事で暴れる前に即死させる技なんですが、かなり手間がかかるのでやらない人も多いです
まだまだ商業用では一部しかやってませんし一部釣りマニアしかやらないような技ですが、鮪でわざわざ神経締めやってるってのは素直に鮪人さんってすごいなって感じました!
・・・しっかし鮪の神経締めって頭の穴が指5本くらい入りそうな大きさででかいですねぇ~
落とした鮪の頭のこの部分を見れば脂の乗りがわかるとの事のうんちく話
知らないことだったのですごく勉強になりましたねー
こんな風に腹や
背をとっていくのですが、本当に解体速度が今まで見た中で一番早かったですね・・・
実作業だけなら5分もかからずに大まかにバラし終えているという早業っぷり
神経締めしてバラす速度も早くて・・・鮪の扱いが完璧すぎて鮪人って名前はダテじゃなかったです
ちなみに本日食べるのは100kg鮪の半分の50kgだけということでしたが、会場におおよそ20人程度+スタッフさん10人くらいで食べて残るような量でした
末端価格は100万を越えるコレを本日は大盤振る舞い!
そして待ちに待った実食は13時を回るかどうかというところから開始でした!
いざ実食!
まずは大トロの刺し身
お寿司ができるまでの味見として出されたのが
この大トロのお刺身!
ここまで綺麗な大トロって初めて見ましたね!
それに追加して
タスマニアサーモンの味噌漬け焼きのおまけ付き!
鮪人さんでは最近タスマニアサーモンも扱い始めているとのことで、今日はみんなに感想が聞きたいからといって持ってきてくれました!
味はですが
マズイわけないだろおおおおおおおお!!!!????
いやもうほんと美味しい(確信
普通大トロって脂で柔らかいイメージがあるんですが、神経締めのおかげで凄く身がしっかりしてるんですよね
旨味と甘みのやや旨味よりに、市販のスーパーで食うような嫌なしつこさが本当に無いんですよね
ここまで美味しい大トロは初めて食いましたね・・・
サーモンの方も脂がすごかったのですが、サラッとした脂だったのでいくら食べても胸焼けとは無縁で、ヒョイパク状態
鮭類って脂が結構きつくて食べれないイメージあるんですが全然そんな事がない
味噌も脂のおかげで染みすぎずに程よい下味って感じになってました
飲み屋ででてきたら嬉しいだろうなー
実はな・・・寿司嫌い「やった」ねん
そしてそんなこんなしていると
赤身とトロのお寿司でてきました!
・・・実は私は酢飯と言うか酢がすごく嫌いで、お寿司とか昔は口にするだけで吐くくらい苦手だったんですよね
ただ見た目があまりにもキレイだったので、玉砕覚悟で口に入れたんですが
あ、なにこれおいしい
ってなくらい生まれてはじめてお寿司が美味しいと思って食べれましたね
酢飯は鮪人さんが米屋に頼んで社長の完全な独断の好みで独自ブレンドしてもらっているらしいのですが、まず酢飯の酢がきつくないんですよね
私が吐くくらいむせる原因の1つがあの酢のむせ返る感じなんですが、甘みをだいぶ強めてあって刺激がだいぶ抑えてあって食べやすいんですよ
正直に言うと酢飯だけならまだまだ食べるのはキツイと思ったんですが、そのきつさを鮪の脂がすべてカバーして一体感があって美味しく感じたんですよね
やや酢飯よりも鮪の力のほうが強いように感じましたが、鮪を味わうという意味では正しいかもしれませんし、何よりも酢飯を吐くくらい苦手だった私が食べてたというのはすごいんじゃないでしょうか?
本当にお寿司が好きな人ならもうちょい酢の強さがあってもいいかもしれませんが、初心者には滅茶苦茶優しかったですw
刺し身ラッシュ
一応酢飯で丼ということだったのですが、せっかく魚を食べに来たのですから魚中心に刺し身でいただくことに!
丼の方も乗せ放題という太っ腹っぷりでしたw
まずは中トロととタスマニアサーモンの刺し身!
綺麗な最初に食べた大トロ!
中トロと赤身がどーん!
漬け丼に使うやつを山盛り!!
いやー・・・ピンぼけしまくってるのがもったいない・・・
大トロのは比較的キレイに取れてますが、他のも現場ではものすごくキレイでしたね!
味の方は大トロでも書いたように鮪なのに神経締め効果ですごく歯ごたえあるんですよね
脂もさらっとしているのでひょいぱくひょいぱくと次々にいけるくらい軽いんですよ
しっかり脂の味はするのに軽いという矛盾した事を言うんですが、実際そうだから仕方がないね!
しかも食べ放題ということで、実際はコレの3倍くらいの刺し身を食べてましたw
最初から最後までペース落ちてないの私くらいじゃなかったかな?
脳天の寿司と頬肉のユッケという希少部位
そして最後は鮪の解体ショーの現場でしか出来ない希少部位のじゃんけん大会!
品物は
・カマトロのお寿司2人
・脳天のお寿司6人
・頬ユッケ2人
と全員には行き渡らない様子
特に脳天は美味しんぼでしか聞いたことが無かったので、一生食べることは無いだろな・・・と諦めつつも食べてみたいと思ってたのでこれはチャンスと意気込んで参加
100kgのマグロの頭をこんな風に解体して
わずかこれだけしか取れないんですからそりゃ出回らないよねって話
12切れくらいしか取れないらしいので奪い合い!
ちなみに美味しんぼでは
この93巻「マグロのすごさ」の82ページに脳天の事が載ってます
そしていつもならじゃんけん滅茶苦茶弱いんですが

脳天のお寿司ゲットだぜええええええ!!!!
いつもはこういうじゃんけんとか滅茶苦茶弱いんですが、食い意地が絡むととたんに最強になる自分の運が怖いです
ちなみに感想ですが大トロと赤身の良いところだけをかけ合わせたような味で、弾力があるのに柔らかい、味がこってりしているのにあっさりしている、といったすべて相反する要素が同居しているというとんでもない食べ物でしたね!
これに比べたら大トロなんて子供のお遊びって言えるくらいにすごい味でしたわ・・・
これはもう一度食べたいと思っても機会がないから生きてる間にもう一度食えるかな・・・って思うくらい貴重な体験でした
美味しんぼでしか見たことない脳天食べたけどすげーうまい
実は寿司って酢飯がだめで嫌いな食い物だったけど生まれて初めてうまいって思ったわ#鮪人 pic.twitter.com/VpNBpSTuwY— Atusi@ソラノカケラ (@Atusi_sora) 2018年3月21日
その時のリアルタイムの感想です
頬肉ユッケも狙っていたのですが、こちらはじゃんけんで敗北
しかし隣の方が勝ったのですが、既に食べ放題で限界だったので
頬肉ユッケも食べることが出来ました!
こちらはマグロとは思えないほど繊維質でシャッキシャキしてるんですよね
牛や馬の味に近いんですが、それらすべての良い所をかけ合わせたような味でした
更に噛めば噛むほど大トロから脂っ気を抜いたような純粋な旨味が出てきて本当に美味しかった・・・
正直に言えば脳天よりも頬のほうが味が好みでしたねー
終わりに・本当に大満足でした!ごちそうさま!
最後は
モエという一本数万するシャンパンをたろう氏から贈呈されて
私も少し頂きました
普段ならお酒とか好きじゃないので飲まないんですが、めったにない機会ですし口にしてみようかと(徒歩で片道2時間で来たから問題なし!)
キツめの酸味と炭酸で最後はスッキリしてお開きでした
本当に今回の体験は有意義なものでしたし、すごく楽しかったです
最初は会場の場違いなところに来てしまったなー・・・と不安でしたが、段々と興奮してそれどころじゃなかったですねw
今回主催の鮪人さんは本当に鮪の扱いに長けていて、特に神経締めをしていた手間の惜しまなさと解体の技術は本当にすごかったです!
今まで食べた鮪で一番美味しいと言っても過言じゃありませんし、鮪の質もそうですが鮪の扱いが素晴らしい職人芸としか言いようがありません!
流石に脳天やカマ下といった希少部位は気軽に食べれるものじゃありませんが、それを差し引いても鮪人で鮪を食べる価値はあると断言できますね!
鮪人(まぐろびと)オフィシャルホームページはこちら
本当に美味しかったです!鮪人さんごちそうさまでした!