売り手市場で新入社員がすぐ辞める現代の傾向は歓迎すべき!

こういうの見るといい傾向になってきたなと感じますね
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
いつものようにニュースを漁っていると
 

◆やりたい仕事が見つかるまで「渡り鳥みたいな感覚です」

 今年7月、第二新卒として某大手企業に入社した中島悟さん(24歳・仮名)は、会社の営業姿勢に疑問を抱き、配属1か月目で退職届けを提出した。

「僕も、働きたくて就職してるので辞めたいわけではないんです。ただ、面接で聞いていた仕事内容と実際の働き方に相違があったので今回は退職することを決断しました」

 就職後は、面接時の話がどうあれ、希望と異なった業務をやらされることは珍しくない。中島さんは新規営業職を希望して入社。しかし配属後は前任者の既存案件を任されるようになったという。

「電話営業ということで、学生時代に経験したテレアポでのノウハウが生かせると思って入社したんです。でも、実際は前任者の引き継ぎ業務ばかり。既存先からは新人扱いではなく、いきなり業務の改善を任されたり、もうてんてこ舞いな日々でした。ここは難しいなとすぐに思いましたよ」

 “やりたい仕事”が出来ない、というのは社会に出たばかりの新人ならだれもが経験する悩みだろう。もちろん会社としては、将来的には“やりたい仕事”で利益をあげてくれれば、と考えているかもしれない。しかし、あらかじめよほどのスキルがある場合をのぞき、現実的な状況としてすぐに任せられるかといえば、そうではないことが多いからだ。

 とはいえ、中島さんはすぐに退職を選択したことに後悔はないようだ。

<span class="su-quote-cite"><a href="https://nikkan-spa.jp/1497990" target="_blank">すぐに会社を辞めちゃう新人たち「就職先なんていくらでも見つかる」</a></span>
 
 
こんな感じですぐに新入社員が転々として渡り鳥感覚でいい職場を探す傾向が強くなってきたのですが
 
 
って感じですね
 
 
今までは上から目線で労働者を虐げっていた上に「嫌ならやめろ」とか強気だった傾向を見ると正直ザマァとしか思えませんね
 
むしろ終身雇用などの続けるメリットを放棄した会社に文句を言う権利とか無いんですよね 

 
私自身は解雇規制による会社主導の雇用流動化には反対だったのですが、このように労働者主体での流動化には賛成です
 
 
今回は売り手市場で新卒がすぐやめていく現状について思ったことを記事にしていこうかと!
 
 
 



労働者主導の雇用流動化はメリットが多い

世の中を見ていると、企業がもっと解雇しやすくなって雇用を流動化させるべきって意見をよく見ていたんですが、コレで賛成しているのって全員経営者側の人間ばかりだったんですよね
 
私の知る限りでは企業が主導権を握っての解雇規制に賛成する労働者は見たことがありません
 
 
現在でも労基が機能しているとは言い難い状況で、パワハラ認定されている辞めさせ部屋などの問題を加速させるだけですし、ぶっちゃけそれでブラック企業が殲滅されるかと聞かれたら私はNOだと言えるんですよね
 
 
経営者と労働者というのはすべてのそれぞれの利益がどっちかが得すればどっちかは必ず損をするという感じになっていますし、経営者が喜んで推し進めるような事が労働者にメリットがあるはずがないのです 

 

しかし今回のように労働者主体での雇用流動化であれば、企業としても続けてもらうように職場や待遇を改善する必要がありますし、劣悪な待遇や環境でこき使ってたブラック企業が見向きもされなくなってくる傾向になりますし、労働者自身も納得出来るまで肌で感じて良い職場を探せますからね
 
 
この労働者主体での雇用流動化を見ていると、企業側はいい顔をしていませんが、逆にそれがさっき上で言ったように、企業側が損しているというのが何よりも労働者側の利益になっているという証拠なんです
 
 
それに今って誰もやりたくないような底辺の職場ほど給料が低かったり待遇が悪かったりしますが、そういう仕事をどんどん避けたり辞めたり出来るようになることで、自然と待遇や賃金を上げないと人がやらなくなので、本当に必要だけど誰もやりたくない仕事というのがどんどん雇用常用が改善するようになっていきますからね
 
今の雇用の待遇が悪いのって完全に企業が主導権握っていたからだったので、その主導権を奪い返しつつある現場というのはいい傾向ですよね 

 

殿様商売でやってたツケが企業にきた

そして今回の件を見ていると、企業が殿様商売で労働者を虐げってきたツケが回ってきただけなのでかわいそうとかミジンコのクソ程も思いません
 
 
・終身雇用を打ち切った事
 
・氷河期に労働者にしてきた事
 
・リーマンショックの時にあぐらかいてた事
 
 
などなど、もうどんどん挙げていくとキリがないのですがこのように労働者に対して冷遇をしてたことが返ってきただけなんです
 
 
早く辞められるということはそれだけ職場に対して魅力がまったくないということですし、見切りをつけられているんですよね
 
面接や求人の段階で言われたことが仕事の内容も報酬も全部ウソだったとかいうことも珍しくないですし、そういう理不尽な事をしているから愛想つかされたんですよね
 
 
私が男なんで異性に例えると
 
 
わがままばかり言ってなんの魅力もない醜いデブスが女だけでちやほやされる時代が終わった
 
 
というこんなところじゃないかなと
 

もう今は就職先があるだけでありがたいとか微塵も思わないですね
 

 
私の経験上、人が辞めにくい会社というのは
 

・労基法をしっかりと守る
 
・就活の段階でウソを言わない
 
・並の生活が出来るだけの給料を渡す(最低手取り20万)
 

本当にこの3つだけあれば十分だと感じていますし、これは人を扱う上で最低限のラインだと感じています
 
今の若い人って高望みはしてないので、本当に最低限さえ守って誠実にしていればそう辞めることってないはずなんですよ
 
 
そんな若い人がぽんぽん辞めるということは最低限すら出来ていないという証拠なので、企業に問題があるケースが大半でしょうね

 
 

終わりに・就職活動は何度でもやっていい

そしてこんな風に労働者主体で雇用が動くことは本当に良いことですし、就職活動なんてのは何回でもやれば良いんです
 
会社なんて星の数ほどありますし、完全運任せの会社ガチャで底辺に落ちたら終わりなんて今までのほうが完全に狂っていますからね
 
 
よく会社側が「お前の代わりはいくらでも居るんだ」なんて言っているのを見ますが
 
労働者視点でも「会社の代わりなんていくらでもあるんだ」という考えでいる事が対等になる条件ですし、対等だからこそ会社に虐げられる事を防げるのです
 
 
労働者主体で雇用流動化することこそブラック企業みたいな劣悪待遇と環境の職場を殲滅することになりますし、自然と労基を使わなくても戦える状況になってきているのは歓迎すべき傾向です
 
労基が機能していない現状で、更に他人任せだったのが労働者が主導権を握って改善を強制出来るというのはとても大きいです
  



  

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