「成長できる」と求人で出す会社はブラック企業だと断言する!

この言葉が出たらかなりの高確率で地雷求人です
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!

ブラック企業の求人の地雷ワードというのはいろいろなものが有名になりつつあり
 
・アットホームな会社
 
・やる気次第で幹部になれる
 
・正社員登用制度有

などなどいろいろあるんですが、その中で私は
 
 
「成長できる」
 
 
という単語が入っていたら確実に危ない会社だなって感じるんですよね

この言葉ってなにも知らないとスキルが身につくとか思ってしまう人も多いのですが、そんなことは全くなかったですし、はっきり言って絶対に避けたほうがいい募集要項の一つなんです
 
今回は求人に「成長できる」という言葉が入っていた場合はどうして危険なのかということを実体験に基づき記事にしようかと!



ただの激務な環境である

これはもう100%断言できることなんですが、企業が出す成長という言葉は確実にただの激務だということです
 
激務を限界までこなせば成長できるとかブラック企業で有名なワタミの社長も言っていましたし、経営者というのは激務や長時間労働などの苦痛に耐えることが成長につながると思っていることが多いです
 
 
確かに大きく成長する人の中には激務をこなす人は居ますけど、それは成長のついでに激務を行っていたというだけで会って、激務をしたから成長するということではないんです
 
たとえるならご飯食べたからおなかが膨れたけど、おなかが減れば目の前にご飯が現れるとかそんなことはないですからね

因果関係が逆になっても同じ条件になるとは限りませんし、そもそも激務をこなすことで肉体や精神に大ダメージを負ってしまったらマイナスになるので成長どころじゃないですよね

更に言えばこのような職場が激務になっている背景は一人当たりの生産性や稼ぐ効率が悪すぎるので、それを補うために過剰に人件費を削って一人当たりの労働力をフル稼働してようやく維持できるという状況であることが多く、そういう職場のスキルなんて効率が悪いゴミスキルでしかないので、仮に成長して学べたとしても不要な技術ですし、他では使い物にならないというケースが本当に多かったです

 

そもそも成長した先に見返りがない

そしていつも思っていたことでしたが、そもそも激務をこなして成長したとしても、成長した分の見返りってのはないんですよね
 
会社から見れば「成長させてやったことが報酬だ!」とか言いそうですけど、上記に書いたように激務でしか回せない仕事のスキルなんていりませんし、むしろ人を雇って時間帯当たりの利益を伸ばすのは会社の都合です
 
 
成長してより多くの仕事を押し付けられたとしても給料が据え置きであるのならば労働者視点では別に成長なんかいりません
 
 
中には「やる気に応じて給料が!」なんてうたい文句がありますけど、そもそもやる気とか成長とかいう言葉で具体的に何をやればいいという条件がいくらでもごまかしがきく時点で「給料を上げる条件に当てはまってない」とか言って簡単に拒否できてしまうんですよ
 

 

まともにアピール出来る利点が一切ない

そしてこれはもう会社を見ていて気が付いたことですが、まともに魅力で人を集めることが出来る要素が全くないんですよね
 
 
今のご時世であれば給料が平均より高いとか休日が多いとか、下手しなくても労基法違反している企業が多いので法令遵守ってだけでも大きな魅力になって簡単に人が集まるんですよ
 
しかしそういう労働者視点でプラス要素が一切なく、まともにアピールできる点がないというブラック企業であることが多いです
 
 
さらに突っ込んで言えば、上に書いた法令遵守だけでも十分アピールになるのにそれを出さないってことは普通に労基法違反を日常的に行っている会社であるという証拠なんですよね

 

終わりに・成長なんかまともな給料と労働環境を用意すれば勝手にする

はっきり言って成長なんてのは会社がまともに人が生きていけるよりちょっと多いくらいの給料と、真っ当な労働環境と、少し多めの休日があって会社へ恩を感じるくらい手厚くすれば、会社の居心地や魅力を感じて長居をして勝手に成長するんですよ
 
わざわざ成長なんか口に出すまでもなく、普通にしっかりやれば結果はついてくるんですよね

それなのにわざわざ当たり前の事をそれっぽく書くというのはそれだけ魅力がないという証拠の裏返しでもありますし、就職する価値がないゴミ職場だということでもありますね

成長できるとか出しちゃっている時点でほぼ確実にブラック企業だと断言できますし、そういう会社への求人は絶対に避けたほうがいいです
 
避けないと過労で体と精神をぶっ壊すだけで労働者視点で成長するどころか大きなマイナスになってしまいますからね



 
 

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