年間休日120日はホワイト企業としての「最低限の」基準だ!

年間休日が120日あるからと言ってホワイト企業とは限らないです

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
以前
 
年間休日が120日以下の仕事は入社価値なしのブラック企業だ!
 

こんな記事を書きまして、年間休日が120日未満の会社はすべて入る価値がないゴミのようなブラック企業であるということを断言しました
 
 
では逆に年間休日が120日あれば確実にホワイトかと言われたらそんなことはなく、私自身もかつて年間休日120日ある会社にいたことがありますが薄給激務のブラック企業でした
 
なのでこの数値はあくまでも「最低限」のものであり、これを超えたから確実なホワイトとは断言できません
 
 
今回はホワイト企業の目安にもなる年間休日120日ということについて記事を書いていこうかと!



年間休日120日は特別多いわけではなくむしろ少ない方

年間休日120日というと多いイメージがありますが、実際のところは一年の土日で104日と祝日で15日ほどであり、合計して119日と120日に近い数値になるので多いどころかあって当然という数値であり、むしろ盆休みや年末年始の連休がないことを考慮するとむしろ少ないくらいといっても過言ではありません
 
年末年始や盆の連休ってあるところは大体10日くらいありますし、その分が増えないと確実に120日を超えませんし、また何かしらのイベント休みがないことになるのです
 
 
年間休日120日で1年の内の1/3休めると聞くとなんだか多そうに感じますが、実際にふたを開けてみればそんなに多くないです
 
これって給料20万円が少ないというのと、時給1200円が多いという風に見えるけど実際は同じという現象みたいなもんです
 
 
それに休日というのは減ることはあっても増えることはまずありえないものなので、そういう意味でも今ある数値から減ることを考慮すれば大きく余裕を持っておいたほうがいいんですよね

 

年間休日120日あればホワイトではなく、数ある条件の一つを満たしているに過ぎない

年間休日120日未満はブラック企業ということは世間でも言われていることが多いですが、逆に年間休日が120日あればホワイト企業かと言われたらそんなことはないのです
 
こういう風に書くとなんだか矛盾するように思いますが、年間休日120日というのは数あるホワイト企業としての条件の一つであり、一つを満たしたからと言ってホワイト扱いされるのではなく、数ある全ての満たすべき条件の一つでしかありません
 
 
よって休日面だけでホワイト認定されるということはなく、そこから給料や職場環境や人間関係や労基法を守っているかといった様々なことが考慮されるのです
 
 
よくある勘違いとして、年間休日120日さえあればそれだけでホワイトだと思っている人が、休日が多いところに入った後にブラックだったというギャップで理解が追い付かずに苦しんでいる人を何人も見てきましたし、過去の自分もそうでした

理想の年間休日は最低数値が127日であること

上記で年間休日が120日でも少ないと書きましたが、では一体いくつあれば理想ラインなのかというと、理想最低ラインは127日だと断言できます
 
 
この数値の根拠は上記に書いた土日の104日と祝日の15日の合計数値が119日ということを書きました
 
そして年末年始の大みそかから正月付近で合計10日、さらには夏場の盆の時期も同じくらい休みがあることを考え、そこから土曜日と日曜日のダブりがそれぞれ2回あるので合計でマイナス8日と、盆の時期の8月11日の山の日とそこから三が日の計4日を差し引いた合計数が127日になり、この数値があることで土日祝と年末年始と夏季休みがあるという証拠になります
 
 
そう考えると120日という数字は年末年始と盆がないことの裏返しといっても過言ではなく、またそれらがある場合でもどこかで休日出勤を組み込まれることになるので非常に損します
 
なので年間休日は120日は「ブラック企業かそうじゃないかの最低限の数値」であり、127日は「働く上での理想数」と考えるといいんじゃないかなと個人的に感じます
 

終わりに・年間休日120日以下は間違いなくブラック企業

そういう言うわけで年間休日120日以下は間違いなく働く価値のないブラック企業であるということを断言できますが、かといってそれを超えていたといってホワイトかと聞かれるとそれだけでは判断できません
 
どちらかというと120日以下は即刻ブラック企業リスト行きで、それ以上であれば2次選別に進む機会を与えてもよいと考えたほうがいいでしょう
 
 
それくらい年間休日という要素は大事なものであると同時に、それを理想値を目指すことは当たり前であるといえるようなものです
 
ブラック企業かどうかをそれだけで判別することは不可能ですが、それでも満たせない会社は候補から外したほうがいいくらいの重要な要素です
 
 

もし就職先を探しているなら理想値の127日以上を目指すべきですし、それが無理だとしても最低でも120日は超えているものを目指すべきですし、今いる会社がそれ以下ならかなりの底辺企業にいると断言できるのでとっととやめたほうがいいです



 
 

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