会社が潰れそうになったら容赦なく見捨てて転職すべきと断言する!

沈む泥船で巻き添えを食らってやる理由は全くないです

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
コロナ騒動の影響で業績が傾いて倒産しそうという会社をいくつか見るようになりまして、もしかしたらその当事者になっているという可能性もあるんじゃないでしょうか?
 
会社が潰れそうになったら、そのまま残って最後まで頑張るか、とっとと見捨てて転職するかという2択で迷うことがあると思いますし、周囲の人にアドバイスを求めると
 
 
「拾ってもらった恩を忘れず最後まで返すべき」
 
「風向きが悪くなったからと言ってすぐ辞めるのは不義理」
 
「悪い状況から立て直せれば一気に幹部候補になるから残れ」
 
 
といった感じで感情論・金銭勘定でも残るべきというアドバイスをしてくる意見が多いように感じます
 
 
しかし私の経験上から断言できることは、もし今いる会社がつぶれそうになったらとっとと見捨てて職場を変えるべきだと断言します
 
はっきり言って沈む泥船にはテコ入れしている暇があったら別の船を見つけましょうって話なんですよ
 
 
今回は会社が倒産しそうになった時は、どうして最後までしがみつかずにとっとと見捨てるべきかということについて記事を書いていこうかと!



組織が傾いたときは個人ではどうすることもできない

これは私自身が肌で感じたことですが、業績が傾き始めた時というのは個人ではどうすることもできません
 
なので一人が残って奮闘したところで変わらないということが多いですし、組織が潰れそうということはそれだけの波が来ているので、とっとと避難したほうがいいのです
 
例えるなら大地震が来た後に押し寄せる津波なんかがそうで、あれを一人の力で止めるということはまず不可能ですし、止めれるならそれはもう人じゃないんです
 
 
会社というのは、起業>成長>停滞>衰退>倒産という流れをどの会社も確実にやりますし、その終わり際に来た時にはもうどうしようもないのです
 
 
テレビとかの世界なら「崖っぷち!倒産寸前の状態から奇跡の大逆転!」みたいな話をちょくちょく見ますが、少なくとも身近な現実であれば倒産しそうになったら倒産していくのが当たり前なんです

 

会社だって業績が悪くなれば個人を切るのでお互い様

私自身が何度か解雇されて感じたことですが、会社という組織は業績や都合が悪くなれば平気で人を捨てるようなことをしますし、営利団体だからそれもわからなくはないです
 
しかし逆を言えばいざというときに切り捨ててくる存在であれば、こちらだって相手を切り捨てる権利があるわけで、はっきり言ってお互い様なんです
 
 
過去に終身雇用などがあった時代は会社が何をしてでも個人を守る。という姿勢から個人も会社を守るのも悪くないという状態でしたが、その終身雇用を捨てて雇用を守るのを放棄したのは企業側です
 
よって会社が傾こうが助ける義理は全くないですし、利害関係の一致だったのが利がなくなれば離れるのは当然のことなんです
 
 
更に会社員というのは自分が立ち上げた会社じゃないので愛着がないのは当然のことですし、自由に職場が変えれるのが強みなので、危なくなったら環境を変えることができるというメリットを生かさない手はないのです

仮に建て直せたとしても恩恵を受けれるとは限らない

そして仮に残って会社を立て直したとしても、その恩恵を受けることができるとは限りません
 
倒産しかかったのを立て直したとしても、それはあくまでマイナスからゼロに戻しただけであり、人件費に回す余裕なんかないことも多いので給料面で優遇されるということはまずないです
 
 
それに人なんてのは恨みはいつまでも覚えていますが感謝というのは忘れやすいもので、危機的状況で奮闘した人のことなんかその場は感謝しても数日経てば忘れるような連中が多いですし、用が済んだら捨てられてしまうということも珍しくありません
 

人とというのは立ち上げや成長期や衰退期や回復期などで必要とされる人材像が違いますし、時期が違えば役に立たなくなったり害悪になったりすることが多いので、必要な時になったら切り捨てられるということは多いです

  
例えば立ち上げ期であれば多少無茶をしてでも長時間労働でカバーしてブラックな時期を過ごす必要があったりしますが、こういった連中はある程度の軌道に乗るとほかの従業員に自分基準のブラック労働を押し付ける害悪になるので切らないと労基に駆け込まれるきっかけになる害悪です
 
安定してくれば楽に効率よく結果を出す人間が必要になりますが、そういった人間はきつい時期に猛烈に働くということとは無縁なので安定期から脱出すると途端に使い物にならなくなったり・・・
 

 
といった感じで必要な人材像というのは状況によって変わりますし、最悪の状態を抜けるための人材が後に必要かと言われたら実はそうでもなく、むしろいなくなってくれたほうがいいような関係になってしまうので、それに伴い冷遇されやすい傾向があるのです
 

終わりに・沈む泥船はとっとと見捨てて新しい職場を見つけるべき!

そういうわけで会社なんか倒産しかかって肌でつぶれそうだなと感じたらとっとと新しい職場を見つけるべきです
 
そういうことをすると「薄情者」だとかののしられることになりますが、こういう情に訴える相手ほど出すものを出せなくなったりして苦し紛れに言うことが多いです
 
 
先ほど上にも少し書きましたが、会社員というのは自由に職場を変えられるのが利点であり、その利点を最大限生かすためにも沈む泥船にしがみつかずに新しい船に乗り換えるべきなんです
 
さらに言えばつぶれそうになってる会社は残った人間にブラック労働を課すことでぎりぎり生きてるゾンビが多いので、そういうのに労働力という餌を与えずにつぶすためにもそうするべきなんです
 



 
 

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