見込みのない会社は我慢するより、見切りをつけて転職したほうがいい

最近出た記事の労働者目線でのアンチ意見です

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
最近ネットの記事を見ると「見込みのない部下は育てるより、取り換えたほうがいい」というのが出てたので読んできました

 
ざっくり意見を言うとこんな感じで、結果が出ないやる気がない従業員はどんどん入れ替えろって内容だったのですが、確かにこれは「経営者目線」で見れば正しいです
 
しかし労働者目線で見たときにはバリバリの違和感しかなく、経営者側だけの一方的な意見ってのは経営者側の利しか考えておらず、労働者側からの目線での意見も必要だなーと思いましたね
 
 
今回はこの記事のアンチというか労働者目線での意見を記事にしていこうかと!
 



大半の人間はそれに見合った報酬を出せば勝手に動く

まず「指示待ち」とか「意欲がない部下」といった感じで下で働く人間を批判する内容が多かったですが、労働者側の意見から見れば、働きに応じて報酬がないから動かないだけです
 
それどころか勝手に動いてプラスになっても全く褒章はなく、逆にマイナスになれば大きく怒られるだけでハイリスク・ノーリターンなだけで動かなくなるのは当然のことです
 
 
これがもし明確に「〇〇をやったら給料がアップ」といった感じで基準が設けられており、またそれが妥当なものであれば大体の人間は自分から動くということを行います
 
私自身も上司が部下を指示待ちとかけなしている職場を見てきましたが、最初はみんな意欲的に動いていても、動けば動くだけ損するということに気が付いてみんな動かなくなるのです
 
 
下で働く人間の意欲のなさというのは、はっきり言えば組織に問題があるケースが9割を超えるといっても過言ではないのです

 

クビにするという恐怖で動かす職場は労働者から見て魅力が全くない

経営者から見れば成果を出さない人間は切りたいというのはわからなくもないですし、たぶん私が経営者でも同じようなことを考えると思います
 
しかしそれでも労働者から見て、特に対策もせずに解雇をちらつかせるような職場ってのは、労働者から見て何も魅力がありません
 
 
私自身も解雇をちらつかされる職場にいたのですが、そういう会社って人を魅力で動かすということができず、恐怖政治による行動支配しかできません
 
魅力を出すのがド下手くそか、そもそも魅力がないか・・・のどっちかだとは思いますが、労働者から見れば魅力を感じないことには変わりがありません
 
 
罰やデメリットをちらつかせての恐怖政治ってのは、確かに最初のある一定までは効果があるのですが、ある一線を越えると完全逆効果になり、組織が衰退します
 
一番あるのは、罰ばかりあるということは魅力がない会社なので出来る従業員に会社を見捨てられてしまうということと、私のようにある一線を越えたら開き直ってしまって「解雇するなら勝手にすれば?」というようになると恐怖政治も全く効果がなくなります
 
 
そうしてどんどん戦力をそぎ落とすことになり、職場の収益が大きく悪化していくということになりかねませんし、そうなったら魅力ではなく恐怖支配しかできないバカ会社は徹底的に絞ればいいとブラック企業になるのです
 
この点については上記の魅力がないということとセットになっているケースはとても多いですね
 

上司や会社など評価する側に問題があるケースがかなり多い

そしてやたらと部下のことをやる気がないだとかけなす組織にありがちなことなんですが、案外そういうのは上司や会社という上に問題があるケースが多いです
 
私自身、何社も経験し、その数倍は上司になった人間がいましたが、仕事なんて上司による部分がとても大きいです
 
 
本当にいい上司であれば、たいていのやる気のない奴でも「この人のためなら」って動くことが多いですし、逆に横暴だったりパワハラだったりしかけてくる害悪に対しては「こいつ・・・いつ殺してやろうか・・・」なんて腹の中で思ったりすることも少なくありません
 
そして世の中の上司ってのは現場で評価されて上がった人間が多く、現場では優秀だけど管理職としては問題しかないって人はかなり多いのです
 
 
更に言えばそういうくそごみ上司ってのは、部下個人の仕事の出来不出来よりも、個人の好き嫌いをかなり重視し、無能でも仲が良ければ評価され、逆にどんなに優秀でも上司と馬が合わなければマイナス査定ってのも珍しくありません  
 

そういったクソゴミの害悪行為に耐えながらも、どうして部下側だけが我慢を強いられるのかという話です
 

終わりに・見込みのない会社は切られる前にこっちから見捨てよう

そういうわけで、見込みがない部下が切られるということであれば、労働者から見て魅力のないゴミみたいな会社はこっちから見捨ててやればいいという話なんです
 
会社と労働者ってのは利害の一致関係だけで同じ組織にいるだけなので、どっちか気に入らなければ蹴るということは当たり前の行為ですし、向こうがその気ならこっちもその気って姿勢で全く問題ありません
 
 
組織を運営するのに合理化は必要なことかもしれませんが、この場合は合理化というよりはただの搾取といったほうが正しいと言えますし、経営者側が得することは労働者側は損をするので、経営者側が労働者を切り捨てるというのであれば、労働者側も経営者から利益をむしり取るくらいでいいのです
 
 
労働者は働く会社を自由に選ぶ権利がありますし、その中で解雇をちらつかせて弱みで人を動かそうとする会社は、どんなに長くいてもメリットではなく弱みで人を動かそうとするので、長く居れば損が拡大します
 
その損の拡大を防ぐためにも、魅力のないゴミ会社はこっちから見捨てて、人を魅力で意欲を引き出すような会社を目指したほうがいいと断言できます 



 
 

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