福祉の仕事は業界そのものがブラックだと断言する!

仕組みを考えればブラックにしかならないよって話

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
働く人間にとって、労力のわりに報酬が全く見合わないブラックな職場環境を避けたいというのは当然思うことであり、誰だって好き好んで行くということをやる奴はそういないと思います
 
たまたま入った職場がブラック企業だったということは多いと思いますが、実は業界全体そのものがブラックの塊という産業も珍しくなく、ブラック企業を避けたければそういう業界を避ける必要性というのもあります
 
 
そしてその中でも、介護や保育といった福祉関係の仕事というのは、業界そのものがブラックであると確信をもって断言できますし、自分自身が働いてみて、二度と絶対に戻ってはいけないと強く実感しました
 
そんな福祉業界というのは、後から考えてみると業界そのものがブラックになるような仕組みしかなく、どう頑張っても改善されることはないので、避けるべき業界です
 
 
今回は福祉関係はどうしてブラックな職場環境ばかりになりやすいのかということについて記事を書いていこうかと!



利益が補助金に頼り切っているので上がるどころか下がる一方

私自身が福祉施設を見てきて感じたことなんですが、福祉関係の施設の利益の大半は国や地方自治体による補助金が大半です
 
もちろん利用者からもお金を取るということをやっていますが、大体は雀の涙だったり、少ない生活保護からむしり取るということが大半です
 
 
福祉関係というのは、それそのものには生産性はないといっても過言ではなく、何かをやって代価を得るということがとてもやりづらいので、どう頑張っても利益を上げるということができません
 
更に場所によっては福祉関係は利益を出すと補助金が打ち切れらるので上げれないということもあり、利益の上限が決まっています
 
 
しかしそれでも利用者が減れば補助金の額が減ったり、国も財政赤字だのを理由に徐々にお金を減らしてきていることから、今後は利益というのは下がる一方で上がることはないと断言しても過言ではないのです
 
 
やはりまともな労働環境を維持するためにも、利益という使えるお金を増やすことで、人員配置や設備を増強して負担を減らすということをやらないといけないのですが、福祉関係というのはそれとは全く逆に、利益が減るので賃金が出せず、人が逃げて負担が大きくなり、そうこうしているうちに設備が老朽化・・・ということになってしまうのです
 
 
私が見てきた限りでは、福祉対象が老人だろうが子供だろうが例外はなく、そもそも利益を出せる業界ではないということがブラック業界になる構図だと断言できます

 

福祉は奉仕という考え方が根付いてしまっている

福祉関係の仕事をしていて、周囲の人間が口をそろえて言うのは
 
 
「福祉の精神は奉仕にあるのでお金というのは二の次」
 
「お金が欲しいならほかの業界に行け」
 
「どんな状況でも最善の手を尽くすのがプロ」
 
 
という感じで、業界にいる人間はお金を求めることはいけないことであり、どのような状態でも全力を出すことを美徳とする傾向が、ほかの業界に比べてはるかに強いです
 
なんというか「奉仕だから見返りを求めるな!」って感じの頭がおかしい人でいっぱいなんですよね
 
 
仕事をするからには最大の目的はお金であり、それを蔑ろにするからこそ、やりがいなどで搾取されてしまうのです
 
そして、お金を求めることをいけないこととして、ありがとうを求めろ等と意味不明なことを特に言われやすい業界なのです
 
 
その結果として福祉業界の実際にもらえる給料というのは、生活保護に毛が生えたようなレベルの給料であることが多く、私自身もひどいときにはフルタイムで働いていたのにも関わらず手取りで10万円を下回るということを経験しています
 
更に残業代や休日出勤といった費用も「奉仕なのだから無償でやって当たり前」という考え方が業界で根付いており、お金を求めることが悪とする習慣から改善されるということはまずありえません 
 

当然求めるべきものを求めないからこそ、雇用する側に薄給激務でいいように使われてしまうのです
 
 

福祉の仕事は厄介者の押し付けという点にある

これは一番最初の部分と被るところがあるのですが、福祉業界の仕事というのはどんなにやったとしても自分が恩恵を受けれるものではありません
 
はっきり言えば家族の間で年寄りだろうが子供だろうが、足手まといになってるから他人に世話を押し付けるというものです
 
 
例えば老人介護だった場合は、はっきり言って後は死ぬのを待つだけという存在を、無理矢理と言っていいほどあの手この手で死ぬのを延命させているだけです
 
家族が望んで自宅介護で長生きしてほしいと願ってやるのならいいことだと思いますが、ぶっちゃけ他人に丸投げする程度の存在であれば、無駄に延命させないほうが税金の無駄が減るといっても過言ではないのです
 
介護士の場合であれば、頑張れば頑張るほど無駄を増やしているといっても過言ではなく、極端な言い方をすればやらないほうがマシといってもいいのです
 
 
これの対象が下がる保育士だとしても、子供がどんなに成長しようが、その子供が稼いだり利益を生む存在になるわけではないですし、そういう自分視点で見た時にはさほど変わりません
 
それどころか、保育なども預ける側が利益を得るために邪魔な存在として押し付けているといっても過言ではなく、子供を押し付けたことでそれ以上の利益を得ているという証拠なんです
 

厄介者の押し付けということは、対応しても利益のない存在ということであり、そういったことを進んでやれば当然自分は損を押し付けられるのです
 
よく福祉では「ありがとうが原動力」なんて言葉を聞きますが、実際にやって感じたことは、本当に根っこから感謝されているというよりは「薄給激務でいいように使われてくれてありがとう」という根っこではバカにされてると断言してもいいでしょう

終わりに・ブラックな職場環境を避けたければ福祉関係は辞めるべき!

そういうわけで福祉業界というのは、それそのものがブラック業界だと断言できますし、実際にやったことがある身としては、その業界の異常さに辞めた人間ほどまともといっても過言ではありません
 
大体福祉業界に残ってる人間を見ていると、自分で損得をしっかりと考えられない人間が、やりがいとか使命感に酔ってるナルシストか、転職する能力も行動力もないから仕方なくやってるという人間ばかりです
 
 
私自身もこういう業界に身を置いたことがありましたが、実際にやってみて「もう二度とやるか」って強く確信をもって断言できますし、ブラックな働き方をしたくなければ絶対に避けるべきです
 
福祉業界を見ていると薄給激務で責任が重たいと、働く側からすれば何も魅力はないといっても過言ではなく、最初から近寄らないほうがいいと言えます



 
 

 

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