何でも出来るオールラウンダーを求める職場は辞めるべきブラックだ!

今までいろいろな職場を見てきましたがこの傾向はガチ

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
私自身が様々な職場を見てきたのですが、その中で中小企業のよくあったのですが、なんでもできる万能選手を求めるという現場に何度も遭遇しました
 
そうした何でもできるオールラウンダーを求める環境ってのはブラック企業である傾向がものすごく強いです
 
 
一見するとそれだけでは「何故?」って思ってしまうかもしれませんが、どれも共通の汚点がありました
 
今回はいくつかの職場を実際に回ってオールラウンダーを求める環境はどうしてブラック企業になるのかということについて記事を書いていこうかと!



人手が不足しており一人当たりの負担が大きい

まずオールラウンダーを求める職場をいろいろとみてきましたが、共通して言えることは人手が非常に不足しており、負担がとても大きいです
 
これは中小企業特有の現象だと感じましたし、会社規模が小さいところほど何でもできるマンってのが求められる傾向が強いです
 
 
そうなる背景には、利益が少なく、人件費に回せるお金がないからこそギリギリの人数でやらないといけないという状態であり、負担の大きさの割には賃金が少ないという傾向が強いです
 
そのような状態だからこそ、人が入ったとしても速攻で抜けていく環境であり、余計に人が集まらずに稼げないという悪循環を繰り返しているのです

 
個人で仕事をしているのなら、そういった状況も必要なのかもしれませんが、少なくとも雇われで他人のためにデメリットだけ受けてやる必要性というのもないのです
 
 
人を雇えない状況の崖っぷちといっても過言ではなく、それでも会社を回すために一人から徹底的に搾り取って生き残ってるような死にかけ会社がとても多かったです

 

頑張る価値がないのに要求水準だけは高い

オールラウンダーを求められる職場に在籍していて感じたことですが、負担の大きさもそうなんですが、求められるものが非常に高いです
 
そして最大の問題はそれに見合う報酬がないということなんですが、それに気が付いたときに人は簡単につぶれてしまうのです
 
もしこれが本当に頑張る価値があるなら多少は無理してでも頑張ろうと踏ん張ることも可能なんですが、それがないのは一番の問題なのです
 
 
しかしブラック企業は
 
 
「頑張って会社を大きくすれば給料を上げてやる」
 
「今給料が安いのはお前の頑張りが足りないからだ!」
 
「なんでもできるという重宝される人材になればどこででも通用するぞ」
 
 
などと、まったく根拠がなく、問題点からずれている応援ばかりしてきますし、そこには具体的に何をやれば自分にメリットがあるかということを示したりすることが一切ありません
 
 

オールラウンダーは裏を返せば器用貧乏で弱い

そして人間というのは、何かをあれこれ手を出すよりも、一つのことをずーっとやってるほうが基本的には強いです
 
大企業なんかが大きく利益を出せるのは、各分野にそれだけをやる人間を配置しており、特化型の人間を集めて、それを組織という枠組みで互いに補い合うので、個人ではできないような大きなことができるからなのです
 
 
逆にオールラウンダーというのは、あれこれ手を出してしまったので、一つ一つの分野がとても弱く、はっきり言えば器用貧乏ってことなので、どの分野も特化型には一切勝つことができません
 
更に人手不足で負担が大きく過労気味で・・・となると、いよいよ勝てる要素が全くなく、そんな人間を集めている組織が強いわけがなく、利益が出せるはずがありません
 
 
そうした結果として、少ない利益でわずかな人件費で人を雇い、要求水準が高くなるのに見合った報酬が出せず辞められて・・・と、あとは死ぬだけの状態といっても過言ではありません
 

終わりに・オールラウンダーを欲しがる職場からは逃げるのが吉!

はっきり言えば、そんな環境を運営している組織の頭がバカで迷走しているからだと断言できますし、そんな連中のために自分自身が犠牲になる必要はありません
 
オールラウンダーを求めるということは、薄給でも激務をこなせる人材をよこせっていってるのと同じ事であり、自分で始めたことならいざ知らず、他人が運営するもののために何でそこまでしてやる必要があるのかということなのです
 

 
そしてそういった組織は死にかけであることが多く、死に体でも維持するために従業員から搾り取って生き残るブラック企業になっていることが大半です
 
そういう因果関係から、オールラウンダーを求める組織では仕事をする必要はなく、そもそも組織である必要がないのです
 
 
ただ単に負担が大きくて見合う給料もないような環境はとっととやめて、自分自身が働く価値があるまともな環境を目指すべきなのです



 
 

 

おすすめの記事