本人が嫌がってるのに上げる会社はかなり危険

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
昔であれば仕事をするのに出世というのは魅力があったものかもしれませんが、今は出世に興味がないという人もかなり多くなってきていますし、それどころか嫌とすら思ってる人も珍しくありません
 
しかし会社も管理職が不足しているので、そういう嫌がる人を無理に出世させるという会社をいくつか見てきました
 
 
結論から言うと出世する気がない人間を無理に出世させる会社は例外なく危険なブラック企業ばかりであり、辞めるべき環境であるということが断言できます
 
今回は出世を嫌がる人間を無理に管理職にする職場はどうして危険なのかということについて記事を書いていこうかと!



残業代抑制の可能性が非常に高い

まず嫌がる人を無理にでも出世させたがる会社にありがちな傾向として、残業代抑制のためというのが非常に強いです
 
名前だけ役職をつけておいて、それを口実に残業代を支払わないので、なぜか出世したときのほう労働時間が増えているのに手取りが減るということにもなりかねません
 
 
残業代ってのは本来であれば「割増賃金を払いたくなかったら早く従業員を帰らせろ」という名目でできたものなんですが、それがなくなるということは抑止力がなくなるので働かせ放題になってしまうのです
 
それが下っ端から見てもわかっているからこそ出世を拒否したくなるものであり、名前や肩書が立派になっても実質的な旨味が減るのなら誰だって好き好んでなりたくないのです
 
 
出世が収入増加の方法になるのであれば、大体の人は喜んで上を目指したがるものですが、出世を嫌がられる環境は収入が減ることのほうが多いのです
 

出世することで仕事や責任が増えるだけ

本来であれば出世して管理職ということになれば、現場の仕事から解放されて管理するという業務の変換が起こるのが普通です
 
過酷な環境の現場仕事から、冷暖房が利いた快適な部屋で座ってやるような仕事に変わるということであれば、これも収入同様に受け入れるという人は多いと思います
 
 
しかし実際には、出世をしたところで仕事の変更が起こるどころか、実際は今までやった仕事に追加して管理もやらされるということになり、仕事量や責任が増えるだけです
 
しかも上記に書いた残業代抑制などを考慮すると、多少出世によって付いた耳くそ程度の手当では全然割に合わないということも珍しくありません
 
 
もらえるお金の増え方と、仕事量の増え方が全くと言っていいほど一致しておらず、会社も何としてでも人を徹底的に絞ってこき使おうという魂胆が丸見えなのです

 

それだけ人が不足している環境だということ

これは上記二つの延長にあるものですが、それだけ人が不足している環境であり、一人当たりの負担がとても大きくなるということです
 
 
人件費を抑制しようとしつつ、あわよくば仕事量を増やそうとする会社なんて、まともな神経をしていればすぐやめるような環境ですし、それに伴い人が定着せずに流出します
 
その流出した労働力を補うために一人当たりの負担を大きくして・・・と悪循環に陥っているのです
 
 
こうして人がどんどんやめていって、自分の負担が大きくなったとしても、それに比例して自分の給料が上がるということは絶対にない会社の特徴であると強く断言できるのです
 
もっとストレートに言ってしまえば、ただのブラック企業だからこそ割に合わないから人が辞めるだけだといえるのですよ
 
 
さらに言えば、まともな人材ほど我先にとやめることで、本来であれば出世する資格がないようなゴミでも出世してしまうということになっているのです
 
完全にトコロテンを押し出すアレと同じようなことになっていまして、それに伴って出世する資格がない奴が上に立つことで余計に職場が荒れて・・・とかなりおかしいことになってるのですよ

 

終わりに・出世させられそうになったらその会社を辞めるべきだ!

そういうわけで、出世するのが嫌だと感じているのに、無理に出世をさせようとする会社はとても危険です
 
労働者として一番の目的は、割に合う労働とそれに伴うお金を得るという、濡れ手に粟の状態を目指すべきであって、その旨味を崩されるのは勝利条件から遠のくといっても過言ではありません
 
 
もし自分自身が出世を目指しているのであればともかく、そうでもないのに出世させられるというのはかなり裏がありますし、そしてそれは労働者にとって利益のあるものではありません
 
はっきり言ってやめるべきブラック企業の特徴といってもいいくらいであり、自分が損する状況になったらその環境から離れるべきだと断言できます



 
 

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