労働者に必要なのは経営者目線ではなく株主目線だと断言する!

経営者よりも株主目線の方が労働者にとって必要だ!

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
よく経営者が労働者に向かって「経営者視点を持て!」という事を強いてくる会社ってあると思いますし、労働者から見れば経営者程の利益や見返りもないのに何でそこまでしないといけないのか?という事で違和感を感じる人ってのは多いと思います
 
確かに労働者が経営者と同じ目線になるという事はあり得ない上にバカバカしいことだとは思うのですが、たぶん会社で言われるこの意見というのは好意的に見て「広い視野を持て」という事だと感じます
 
 
しかしそれにしては経営者目線ってのはなんか違うよな・・・と思いながら、若干の違和感を感じていて、最近自分の中で納得できたのが「株主の視点」という事なんじゃないかなと思いました
 
 
今回は労働者に必要なのは、経営者目線ではなく、株主目線だという事について記事を書いていこうかと!



会社の仕事内容について将来性はあるのか?

まず株主として一番最初に目につくのは、会社の仕事についてどういうことをやっており、その事業は将来性はあるのかどうかという事です
 
投資でも衰退していくだけの産業に行うというのは愚の骨頂ですし、将来性や未来といった先があって伸びるような可能性がある仕事だからこそ金を突っ込み、大きくなったら回収するという事を株主はやるのです
 
 
その仕事内容について、外から見ることよりも、内側の第一線で見ることにより、誰よりも信用できる生の情報を最前線で知ることが出来るというのは、投資をする上において確実で一番早い情報を仕入れられるという事です
 
今やってる仕事が、株主だという視点で考え、将来性があって投資したいと思うのであれば続けてみるのもいいですし、将来性がないと感じたら多少の損をしてでも損切りして次を見つけた方がいいのです
 
 
株主であれば損切りはお金の話になりますが、労働者であれば自分の若さという時間が対象になりますね

 

社内の財政状況についてはどうなのか?

仕事内容が将来性を感じたとしても、社内の財政状況というのも知っておく必要性ってのもあると断言できます
 
会計や事務なんかお金に扱う業務ならその流れも把握しやすいですが、そこまでの仕事をしなくても、会社に居たら仕事状況とかで何となくどうなのかという事も把握できます
 
 
私が居た職場でも、仕事内容や事業は外から見て非常に魅力を感じましたが、実際の財政状況は銀行からの借入金を利益として計上し、それを信用の餌にして更に借り入れを行うという詐欺みたいなことがありました
 
当然こんな財政状況はまともなはずがないと強く断言できましたし、それが判明してから早く辞めましたが、私が辞めてから事業規模の縮小などで経営悪化という事になっていましたからね
 
 
株式投資も、利益を得る集団なのに、利益が乗ってるどころか存続が危ないとなると、倒産してしまえば投資していた分はすべてパァになるので、そういうことを回避しないといけません
 
その倒産なんかを見極めるのに財政状況を見るというのは大事なことですし、これが健全かどうかというのは労働者から見ての給料にも大きくかかわることなのです
 

従業員が定着しているかどうかというのも非常に重要

これは労働者と株主の共通の視点で言えることですが、従業員が定着している会社かどうかというのは今後は非常に重要な要素です
 
今はまだ働き口よりも労働者が多いので会社側が完全に主導権を握っている状態ですが、日本は少子高齢化によって確実に衰退している真っ最中であり、今後は労働者の確保が難しくなる時代です
 
 
その時までに人を集めておかないと、仕事が出来て利益に貢献する人間は一朝一夕には作れませんし、そういう長期的視野を持った会社と、現在の状況の良し悪しを決める重要な要素です
 
 
株主視点で見れば、値動きが荒い値段を釣り上げて一気に売り抜ける短期売買でもない限りは、順調に伸びる会社に対して、長期で株を持っていた方が確実に儲かりますし、そうでない会社は株を持たない方がいいのです
 
労働者から見て働きやすいというのは、短期的には企業は労力と資金で苦労をしますが、長期で見ればリターンは十分あり得ますし、そういう視点と視野を持っているかという判断材料にもなるのですよ
 

終わりに・広く視野を持ち、自分の利益になるように考えて行動するべき!

そういうわけで労働者も目先の事だけでなく、広い視野を持ちつつ、それが自分の利益になるかどうかという事は判断しないといけません
 
そうなると経営者視点というのはかなり違和感があっておかしいのですが、それを「この会社に投資したいか?」と思うように考える株主としての視点を持つべきなのです
  
株主視点というのは経営者よりも広い目で見る必要がありますし、その視野の広さは決して無駄になることはありませんし、労働者から見ての視点とカバーする範囲はほとんど一緒なのですよ
 

 
なので今いる会社が、自分が金を払ってでも投資したいかという事を考え、そうでもない会社は自分に合ってない証拠なので、投資したくないと感じる会社はとっとと見切りをつけて他を当たった方がいいのです 



 
 

 

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