過剰サービスを提供する職場は働く価値がないブラック企業だ!

利用者としてはいいけど労働者としては・・・ね

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
最近、とある大阪梅田の駅の前で家電を買ったのですが、そこの店員さんが異常かと思えるくらい親切丁寧に対応してくれました
 
はっきり言って下っ端がやるようなサービスじゃないと感じましたし、下手すればどこぞの帝国ほにゃららホテルって言えるくらい手厚い対応で、それそのものには全く不満はなかったです
 
 
しかしその中で新人と思われる人が完全に俯いていて、若干人の目がなかったので話をしたら「もう辞めたい・・・」って漏らしてたんですよね
 
私自身もアルバイトでセブン〇レブンやブック〇フで働いていた時には割に合わない給料で過剰なサービスをさせられていたので気持ちがよくわかりました
 
 
過剰なサービスをやってる店ってのは、利用する側にとっては魅力が多いのですが、逆に労働者の視点から見るととんでもないブラック企業であるということはとても多いです
 
今回はそういう職場はどうしてブラック企業と断言できるのかということについて記事を書いていこうかと!



単純に労働者としてしんどい

まず過剰サービスを提供するということは、労働者視点で見れば単純にしんどいです
 
労働者と客ってのは、利益を思うことがすべて相反するものなので、客が快適と思うということは、逆に労働者はしんどいです
 
 
必要以上にへりくだったり、過剰なまでに職場のことを覚えて即座に対応できるようにしたり・・・と、サービスを受ける側からすれば快適かもしれませんが、それは裏で労働者のとんでもない努力があるからこそできることです
 
私もやっていたことがありましたが、到底すべてが頭に入るわけでもなく、過剰サービスをやる環境は一つでも失敗があれば裏で滅茶苦茶怒られるということはザラですし、そういった必要以上の苦労によって成り立っています
 
 
過剰なサービスを提供するところは、改善改善改善・・・と、どんどんやるべきことや覚えることがリアルタイムで増えていくので、それについていくのは至難の業です
 
受ける側は最高ですが、提供する側から見れば最悪と言ってもいいでしょう

 

客に相当しないようなDQNがつけあがる

私自身も過剰サービスをやってた環境で働いていたからわかることですが、商売相手は全員が全員まともというわけでもなく、中にはとっとと殺したほうがいいんじゃないかと思えるくらいのゴミクズが紛れていることも珍しくありません
 
そうした連中って自分に弱く出ることしかしない人間にしか強く出ませんし、頭の下げる価値のない相手を相手にするのは時間の無駄ですし、ストレスだけためていいことはありません
 
 
私自身も過去には何度もそういう輩に遭遇しまして、いつも「こいつぶっちゃけ鈍器で殴ったほうが早いんじゃないのか?」とか思ったりすることも多いのですが、過剰サービスをやってる店ではそんなことは当然できませんし、かかわる価値のないゴミに頭を下げないといけません
 
 
中には仕事と完全に割り切って頭を下げるということもできる人もいますが、やられていて気持ちのいいものではなく、できることならさっさと始末したくなるのが当然なのです
 
 
過剰サービスをやってる店というのは、際限や区切りというものがなく、礼儀を通り越して卑屈レベルになってることも多く、それがまたDQNをつけあがらせてしまう要因になることは珍しくありません

例外なく給料が割に合わないほど低い

そして最大の問題点は、過剰サービスをやってる店はどこも驚くほど給料が低いです
 
私がいた職場も、どこも県内の最低賃金でそういった働き方を求められていましたし、実際見てきた某所もお世辞にも給料は高いといえません
 
本来であればそれほどのことをするのであれば、さぞスペシャリトにはそれ相応のふさわしい賃金が払われているのかと思いがちなんですが、実際は真逆なんです 

 
そうなる原因は過剰なことを行うことでロスが発生し、利益の最大値ではなく利益「率」の低下で大きく利益が伸びないということがあります
 
これは例えるなら近所のコンビニでそこそこのパンを手軽に何個も買うのと、地球の裏側に歩いて行ってそこでおいしい飯を得るようなもので、前者が「率」で後者が「最大値」だと思ってもらえるといいかもしれません
 
確かに味だけなら後者のほうがいいのかもしれませんが、手軽さや量を考えたら前者が圧倒的ですし、過剰サービスをやる店はこの場合の後者に近いので、実は手間のわりにそんなに稼げてないということは珍しくありません
 
 
ほかにも過剰サービスを提供するという難易度についていけない人間が脱落しまくるので、必然的に大量採用と大量退職を繰り返し、一人の精鋭を作るという意味ではそれでもいいのかもしれませんが、全体の底上げという視点で見れば効率は良くないです
 
 
過剰サービスを行っているところは、その裏で大きな無駄を繰り返し、それに伴い稼ぐ利益が予想以上にないので人件費に回らないということがあり得ます
 
そんな環境であればとっととやめればいいと思うのですが、中には給料はいらないけど使命感はたくさんあるという感じの社畜がいるので、そういう人たちのせいで職場崩壊せずに回せてしまっているのです

終わりに・過剰サービスは提供する側に回れば負け確定だ!

そういうわけで、過剰サービスを提供する職場は、利用する側から見れば最高なのかもしれませんが、提供する側に回れば低賃金と圧倒的過剰な労働品質を求められるので最悪です
 
通販大手のア〇〇ゾンとかも利用する側としては最高ですが、あそこで働く人間の人権無視っぷりの話はちょっと調べればいっぱい出ますし、そういうことなのです
 
 
自分が受けてよかったサービスの裏側には、たくさんの労働者の屍が転がっているのであって、メリットを受ける側はともかく、提供する側に回ると負け確定なのです
 
そうした安くていいサービスを提供する側に回ってしまうと、確実にブラック企業の餌食になると断言できますし、そうした労働者から見て地獄のような職場は、労働者は避けてまともな職場を探すべきなのです



 
 

 

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