過剰品質を追求する職場は息苦しいだけのブラック企業だ!

実際ここまでやる会社ってかなり頭が悪い件

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
私自身が製造現場で仕事をしていて感じたことなんですが、作ったものに関して過剰なほど品質にこだわってる会社って世の中には結構多いです
 
もちろん作ったものが大きな破損があったりしたら大問題ではありますが、コンマゼロ何桁とかのズレとか、商品輸送用の梱包にかすり傷ひとつで大騒ぎしてやり直しだとか・・・
 
 
日本のモノづくりってとにかく質さえ上げればいいって考えている職場が滅茶苦茶多いのですが、ぶっちゃけ「ここまでしなくていいだろ・・・」って思うようなことをやってる会社ってのは、利益率がかなり悪いブラック企業であることがとても大きいです
 
しかしそれでも過剰なまでに品質にこだわるってのは、もはやバカを通り越して病気とまでいっていいくらいであり、労働者としてみれば働く価値は一切ありません
  
 
今回は自分の経験を元に、過剰品質にこだわる会社はどうしてブラック企業になりやすいのかということについて記事を書いていこうかと!
 



過剰なまでに品質を求めても利益には全く直結しない

私自身が過去に過剰品質を求める職場に居て感じたことなんですが、ぶっちゃけ行き過ぎた品質ってのは利益に全く直結しません
 
私自身あったことでは、商品輸送用の保護フィルムにかすり傷や気泡のひとつすら許さないって職場に居ましたが、ぶっちゃけその程度の事って売り上げには何の影響もありません
 
 
もっと大雑把に言えば、利益に関係ないどうでもいいことに力を入れているということであり、利益を求める組織としてはかなり致命的で盲信してるなと感じるのです
 
根拠がないのに「品質は上げれば上げるほど利益になる」ということを信じ込んでおり、正しい方法で利益を伸ばせない証拠だと断言できます
 
 
製造業の連中ってとにかく質を上げれば利益になることを思っていますが、正しくは需要と供給を理解し、相手が納得するラインで妥協し、回転数を上げるのが利益を伸ばす方法であり、逆の行動をやっているといっても過言ではありません

 

むしろ過剰品質のせいで利益率が落ちてしまうだけ

そして過剰品質を求める職場というのは、利益にならないどころか、むしろ損害を増やす行動をしていると言えるくらいです
 
私自身の体験だと、先ほどの保護フィルムのかすり傷の件も、50mくらいある大きなものであるのにも関わらず剥がして全部破棄したのち、また同じことをやるという愚行をやってますし、過剰な確認の為に人員が割かれて人件費が無駄になるということもありました
 
 
利益にならないモノの為に、人員と時間と資源を無駄遣いし、それで損害が発生したり無駄が発生することによって利益率が大きく落ちるのです
 
経費や人件費ってのが、やることによって何かしらの得るものがあればガンガン回すのは生きた金になるのでいいのですが、こういうのは利益にならない損と無駄は完全な死んだお金です
 
 
そういった意味では悪い意味でコストに無頓着なところがあり、合理性の欠片もなく、精神論などの根拠のないものを信じやすいバカ職場の特徴と言えるのです
 

どうでもいい細かいところに気が付く職場は大きな問題を見過ごしやすい

そして嘘のような話としか思えないのですが、異常なほどまで細かいことに気が付いて過剰品質を求める会社ってのは、見過ごしたら絶対に危ないって言えるような問題はスルーしやすいです
 
どう考えても放置してしまったら後々大問題になるということも「見なかったことにしよう」ということをやって、やはり後から取り返しのつかないことになってしまったということは日常茶飯事です
 
 
私が居た職場でも、そのようなことは割とたくさん起こっており、高額な機材が破壊されたり、機械の誤作動によって死人が出たり・・・といったことが起こり、損害としては過剰品質を求めてちまちまやって取り返せるようなことではないのです
 
例えるなら指先のささくれを防ぐために、身体のほかの部分が木っ端みじんになっても素通りしてしまうものであり、被害の大小の計算が出来ないって会社はかなり多いです
 
そんな損得が計算できないから過剰品質を求めてるようなことをやっているとも言えますけどね・・・
 
 

終わりに・過剰品質を妄信するバカ会社には近寄る価値はない

過剰品質を求めるということは、ただ何となく作業をすることで仕事をした気になっているだけの自己満足であるので、そんなものに振り回されるメリットってのは全くありません
 
そういったことをやってる会社って、普通の仕事以上に気を使って消耗してストレスをためやすいですし、上もどうでもいいことで重箱の隅をつつくような揚げ足ばかり取ってくるのでいいことはありません
 
 
更に小さいことに気が付く癖に、大きなことを見過ごして、それによって会社が傾くことも珍しくなく、はっきり言えば会社が力を入れる・抜く部分について判断できずに利益を落としていくようなバカだということです
 
労働者から見ればしんどいだけで利益もないゴミのような会社ですし、働く価値なんかないブラック企業であることがほとんどなので、そういう会社に居るならとっとと辞めてしまった方がいいでしょう 



 
 

 

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